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8/24〜28の日記

8月24日(月)
秋の文学フリマ、申込締め切り日。東京は11月22日、当然ないだろうと思っていたが、9月6日の大阪はやるらしい。そしてたまたまこの日は東京の感染が久しぶりに100人を切り、申し込むか!と夜ギリギリに申請。3ヶ月先がまったくわからない。そして『仕事文脈』もまだ何も決まっていない。ふだんなら発行後わりとすぐ企画会議をして特集の方向性を決めているのだが、今回はそこにたどり着けていない。ただ今回はもう少し大きい、編集体制をどうするかとか、そういうこと含めて考えている。コロナきっかけ。
そろそろ、という翻訳原稿が到着。いきなり新刊2本準備期に入ってしまったよ!

8月25日(火)
バイトKさん出社、『コロナ禍日記』POPデザインをやってもらう。カバーがシンプルだから、それに合わせようとするとどうしてもシンプルすぎるデザインになってしまうので、もっと、もっともっとくれよ!とステージ上のロッカー的に煽る。私はその間、届いた原稿をソファに寝っ転がって読む。
夕方、サイト連載の映画対談。現れた対談バディかとう氏が超短髪に、ベリーショートとかではなくて戦後のおじさんかチンピラみたいになってて集中できず。後半喋ってるうちに寝そうになってて「ひどい、話聞いてくんない、このクズ!」「聞いてるって!」とチンピラカップルプレイみたいになった。
今回は「はちどり」。舞台が1994年で、その翌年の三豊百貨店崩壊事故はすごく覚えてたので、あの頃の韓国ってどうだったんだろう、とドラマ「応答せよ1994」を見始めてしまいました。あと、まさに「三豊百貨店」という短編収録のチョン・イヒョンさん翻訳書が斎藤真理子さんから送られ、わーっとなる。

8月26日(水)
仕上がった『コロナ禍日記』POP、取次に聞いたら50部ほしいというので事務所でコピー。プリンター修理が上がっててよかったわ。早速神保町、新宿にお渡し。リアル書店で大量に積まれているのを見るのは、うれしくもあり怖くもあり。コロナ関連書籍がだいぶ増えていて、見つけてもらえますように…みなさんお店でご購入ください!
一旦戻って納品があったので渋谷方面へ。書店へもしばらく行けていなかったが、売り場は活気が戻っている気がする。そろそろ外に出て行こうと思った。

8月27日(木)
夜、B&Bでランバーロールオンラインイベント。レギュラーメンバーの漫画家3人と編集者が店内で、執筆者はオンラインで参加。私は現場にいてもすることないので、オンラインで視聴。音が小さいですよ、などとチャットでコメントするなど。
漫画家パート、小説家パートでの進行だったが、創作に関する話や他の作品への感想が、すばらしくよかった。漫画と小説、読む方はそれほど意識してないけど、作られ方がまったく違うことをあらためて実感。両方載っているランバーロールってすごい。メンバーのみなさんが、今後も出していきたい、死ぬまで続けたい、と言っていて、おっしゃ!がんばりましょう!と画面越しに手を振った。

8月28日(金)
読了した原稿にコメントを入れて戻す。この著者の1作目『私たちにはことばが必要だ』は、かなり勢いのある、独特の語り口調で、韓国フェミニズムについてこちらの予備知識もなかったせいもあって翻訳者さんも苦労していたけど、さすが2作目、お互い慣れてきたのかみんな腕が上がってきたのかとても読みやすくてそれほど指摘もない。まあちょっとあるけど。ファクトチェックも依頼して、次は表記統一、順調に進んでいる。翻訳者さんとやりとりがちょうど首相辞任発表直後で、祝、なんなのいったい、××××、と過激なことばでチャット。人を腹立たせることこの上ないことは最後まで変わらなかった。第2次内閣発足の2012年12月って、『仕事文脈』創刊号を出した頃。ああ、タバブックスはずっとあの政権に腹を立てながら続けていたのか。やだ。つかえが取れて急に丸くなったりして。ないか。

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ランバーロールオンライントーク。イベント中に漫画家さん3人が絵を描いて、抽選で参加者1名にプレゼント。描いている手元を写したり、オンラインならではのこういうのはいいですねー

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