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【特別編】公開!『仕事文脈vol.20』企画会議・その2(後編)

『仕事文脈vol.20』の企画会議、第2弾後編です。第2特集もそろそろ固まってきて、ラストスパート。若手スタッフの声を聞いたりしつつブレストは進みます。特集1、家族についてもあらたな企画が浮上、特集全体の形が見えてきた会議の一部をお届けします!

(参加者:発行人・宮川、特集班チーフのライター・小沼さん、編集者・丹野さん、編集者・浪花さん、 急遽お試し参加の会社員山口さん、タバブックスアルバイトの3人もオブザーバーで参加)

前編はこちら

マッチングアプリも会わない前提?

小沼:ちょっと話変わるんですけど、げじまさん(アルバイト)は大学で、コロナで何か変わったとか面白いことありますか?

げじま:当時オランダのライデン大学にいて、構内でコロナが出てすぐ休校になって1週間後からすぐオンライン授業が始まりました。個人的にはオンライン授業はすごく楽でした。電車に乗る必要もないし、質問がしやすい。大きい教室だと手をあげて質問しづらいが、チャットだと気軽にできるので。

小沼:教授との信頼関係みたいな面では?質問しやすいのはいいことである反面、そこから雑談が広がることはないかなと思って。

源島:対面のゼミに直接参加したとき、こっちからはたらきかけて関係ができることはありました。

丹野:去年、東京藝大の新入生さんがずっと学校に行けなくて、10月くらいにようやく学校に行って、それまでSNSでしか関係がなかった同級生に会って「なまみまして」っていう挨拶をしたっていう話があって。そういう独自のことばみたいなのって生まれましたか?

源島:同級生に会ったことないって辛いよねってなって、先輩が新入生に授業の組み方なんかを自主的に教えるみたいな動きはありました。

丹野:会う会わないの変革期っていうか変動期に今いるんだなって感じる。

浪花:マッチングアプリってどうなったんでしたっけ

宮川:やってます、増えてますっていうのはあるけど。前もなんかで出てきたよね?

浪花:誰かやってみる……

宮川:マッチングアプリも会わない前提のがある、オンラインで完結っていうサービスができたとか。知り合って気が合いましたっていっても、外で会えないからね。

浪花:これも人恋しさから、会うことが一応前提では。

宮川:会うことが前提なのかな?ただ普通に話し相手がほしいのかもね。

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