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【ココナラ副業占い】冷やかし対策基本の3つ

ココナラ参入時はお問い合わせ(反応)があるだけでも嬉しいもの。しかし、お問い合わせが恒常的になってくると煩わしい問題が生まれます。それは「冷やかし客」。お金を支払わないのでお客とも呼べない存在です。

冷やかし客とどう付き合うか?

ココナラ中級者※1になってくると悩みの種となってくるのが冷やかし客と合い見積もりです。 ※1 ここでゴールドランク以上を維持しているユーザーと定義します

占い分野においての合い見積もりはあまり発生しません。ですが、あなたが遭遇しないとは断言できないのです。ただ、当面の悩みとなるのが冷やかし前提での質問や、簡易的な相談でしょう。鑑定につながる相談ならまだしも、こちらを無料で使い倒そうとしてくる方はいます。そして人の良い方は次のような想いから対応してします。

「この雰囲気から察するにおそらくは冷やかしだろうな。でもせっかく相談してくれたのだから応えてあげそう。もしかしたらサービスを購入してくれるかもしれないし」と。

しかし、あなたの善良な心持ち、淡い期待は打ち砕かれます。

冷やかしはどうあがいても冷やかしです。そこからランクアップして購入者につながるケースはすくない。するとどうなるか? あなたは相手とやり取りをするだけ損をします。なぜならすでにコミュニケーションコストを支払っているためです。このコストが積み重なると「労多くして実すくなし」状態に陥ります。「あれだけ質問にも回答したのに購入されなかった」「無料相談に真摯に答えたのにお礼も言われずに去っていった」嘆いても後の祭りでしょう。まだこのコストに気づけただけでもセンスはありますが。

そうなのです。ココナラは気軽に連絡が取れるため、本当に冷やかしが多いプラットフォームのひとつ。事前に冷やかしのたぐいを防ぐ措置をとっていないとあなたの時間はやつらにむしり取られてしまいます。

対策1 サービス料金を軒並み上げる

作業的に簡単なのが「サービス料金」を上げる、です。単純な方法であり、かつ効果が見込める対策。ただし、精神面では辛い。いままで毎日のようにあった問い合わせが極端に減る場合もあるからです。それに料金をあげるにも心理的な抵抗がありなかなか踏み切れないでしょう。また、料金を上げるといってもその「」によって効果は異なります。

今まで千円で提供してきたサービスを倍の2千円にしても顧客層は劇的に変わりません。低価格帯と見なされ安売り占い師の仲間と認識されるでしょう。私の経験としては1万の壁を超えたいところ。なぜなら1万円を超えると顧客層が明確に変わるためです。しかし、占いカテゴリ、それも文章系ですと1万越えはなかなかむずかしい。標準価格が1万円越えだと検索からの流入もあまり期待できない。また、ココナラだと値引きができないためアンカー効果も使えません。 追加オプションで合計1万円を超えるように設定するのが関の山でしょう。もちろん、アカウントが育てば1万円越えのサービスだけにしても問題はありません。ですが、そこまで到達するには冷やかし勢が襲ってくる。とにかく辛抱が必要なのがココナラです。まずは徐々に値上げしていき安値から脱出するのが大切です。

対策2 プロフィール欄にけん制文章を掲載する

ほかにすぐにできる冷やかし対策は「警告」です。警告は言い過ぎかもしれませんが、つまりはあなたの意思を表明するのです。「冷やかし、冷やかしとおもわれるDMには返信しない」そう伝えてください。いわば「けん制」とも言えます。やり方は簡単。ココナラのユーザープロフィールの冒頭に次のような注意書きを記すだけ。

(例)「冷やかし・合い見積もりはお控えください。私が冷やかしと判断したご連絡には返信いたしかねますのでご了承ください」

ちなみに私が相場より高いサービスを出品していたときは料金に関する質問が寄せられていました。そこで抱いた想いが「いちいち回答するのめんどくせー」です。丁寧に返信しても無駄に終わることが多い、いや、丁寧に返信するほどこちらを良いように使う方ばかり。そんなただ働きに嫌気がさして表明したのが以下の文。

「1冷やかし 2合い見積もりは拒否します。1・2と判断した時点で返信はいたしません。また、出品サービスAの料金は〇〇円です。」

プロフィール文章の冒頭は可読率が高い重要な位置。その位置をけん制につかうため問い合わせは減少する可能性が高いでしょう。参入したばかりの初心者はしてはいけません。

けん制も確かに効果はあるのですが、デメリットも当然存在します。けん制文章は冷たい印象を与えるほうが効果的、なので相手に距離をつくってしまいます。けん制ですから丁寧であり弱弱しい文章だと意味を成しませんから。そのため、どうしても冷たい印象を持たれてしまいます。よって、あなたに依頼をしたがっていた潜在客をみすみす逃す行為にもつながるのです。

対策3 無料相談の範囲を定め、通知しておく

ココナラでは無料での役務提供(タダ働き)は利用規約で禁止されています。よって、DM欄にて鑑定はしてはいけない。しかし、鑑定前のヒアリング・相談・質問受付においてはその範囲ではないのです。つまり慣れている方からすれば占い師を無料の愚痴聞きやに仕立て上げるのも訳はないのです。だからこそあなた(占い師側)は予防しなければいけません。ではどうすべきか? まずは目に見える箇所にルールを記載しておくべきです。商品ページやプロフィール欄。ココナラブログなど。ルールの例としては以下。

(例)

  • ご相談はおひとり様につき3往復までとさせていただきます。

  • ご質問はおひとり様 2つまでとさせていただきます。

  • アドバイスについてはサービスを購入されてからの提供となりますのでご了承ください。

質問はひとつだけと制限をしても長文で質問を記し「これはひとつの質問です」と返してくるとんちの効いた方も存在します。

さらには最初から上記文章を読まない方、読んでも無視する方がいます。そのようなときにはDM欄でビシッと釘を刺すべきです。もし、どうしても強く出れない方は以下のように伝えてください。

(例1)申し訳ございません。無料ご相談回数が過ぎましたのでつづきはトークルームにてお話しさせてください。

(例2)無料ご質問回数を超えましたので、上記ご質問の回答はトークルームにて提出いたします。

トークルームは購入後にしか開かれません。よって上記例は遠回しに購入を促している文章と呼べます。ここまでくれば冷やかし目的の方は「大抵の場合は」去っていきます。

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