見出し画像

人付き合いはなぜこんなにも苦しいのか②

あなたは、人付き合いが苦痛だと感じることはありませんか?
自分と価値観が合わない、相手の気持ちがわからない、人間関係に疲れてしまう…

この記事では、このような悩みはなぜ生じるのかについてまとめます。
ぜひ最後までご覧いただき、参考にしてみてください。

優しさに触れなかった人は他者からの好意がわからない

子供の頃から他人の優しさに触れてこなかった人は、「他人から受ける優しさ」を知らないままになってしまうため、他人の善意や好意を信じられなくなってしまいます。

また、何をするにしても責められているような気持ちになったり、他人から拒絶されてしまうといった考え方に陥りやすくなってしまいます。

他人から拒否されたくない、責められたくないという気持ちから、自分を強く見せるあるいは弱く見えるように印象付けようとしてしまいます。

例えば、自分を弱く見せようとする人は、自分が保護されるべき人間であると周囲に認知して欲しがっています。「自分は弱いから自分を責めないでくれ!」と周りに訴えかけているわけです。

この行動の何が問題かというと、自分の強さや弱さを印象付けようとする動機になっている「他者から拒否されることへの恐れ」です。

つまり、他人の好意がわからず本当の自分を出せない人は、他者から拒否されることを恐れる必要がないのです。拒否されることがないような場所で、拒否されることを恐れて行動するため、人と関わるのが辛くなります。

また、自分が優しさに触れたことがない、という事実に気づくことはとても大変です。そのため、優しさに触れたとしてもそれが優しさだと気がつかないことが多いです。

自分が責められていると感じる人の対処法

人の優しさに触れずにきた人は、人の善意や好意がわからないと思います。
それを踏まえた上で、「今まで感じたことのない他者からの気持ちを、自分は今後初めて感じるかもしれない」と考えましょう。

つまり、今まで自分が培ってきた感情のモデルに当てはまらない人が今後たくさん出てくることを理解しましょう。

例えば、世の中には冷たい人と温かい人がいます。
今まで冷たい人とばかり接した人は、気持ちの温かい人と接しても冷たい人として対応してしまいます。
自分が冷たい人と同じように対応してしまえば、受けてからしたら自分は冷たい人として感じられます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?