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Tableau Server カスタム管理ビューの利用方法

Tableau Serverが有効に活用できているのか,ユーザーが何をよく見ているのか,何をよく使っているのか,を分析・把握するために,Tableau 
Serverにはプレビルト管理ビューが設定されています。

しかし,この管理ビューは全体的な状態を把握するのには便利なのですが,個別のダッシュボードやユーザーの利用状況を深掘りするには物足りないところもあります。

自分が知りたい情報をまとめてカスタマイズした管理ビューを作成したい場合には,Tableau Serverのリポジトリからデータを取得してカスタム管理ビューを作成することができます。

リポジトリからのデータ取得

まずは下記を参照し,リポジトリからのデータ取得ができるよう設定をおこないます。

プレビルト管理ビューの取得

カスタム管理ビューの元ネタとして,プレビルト管理ビューのtwbファイルを取得し,参考にすることもできます。

Tableau Server上でプレビルト管理ビューを表示するたびに,vizqlserverの一時フォルダに「tabbed site views<xxxxxxxxxxxxxxxx>twb」もしくは,「tabbed admin views<xxxxxxxxxxxxxxxx>twb」という管理ビューのワークブックが生成されますので、これを選んで、ローカルPCに保存し、拡張子を「.twb」となるように変更して利用します。

一時フォルダの場所は例えば以下のような場所になります。

既定: C:\ProgramData\Tableau\Tableau Server\data\tabsvc\temp\vizqlserver_<n>. <XXXXXXXXXXXXX>

カスタム管理ビューのテンプレート例

カスタム管理ビューのテンプレートして使えるものが,Tableauの方から提供されています。

特にリポジトリのデータをどう使えばよいかは,こちらのデータソースを参考にするとよいと思います。

カスタム管理ビューのテンプレート例その2

Tableau極める」を展開してくださっている,TableauのSugimuraさんもカスタム管理ビューのテンプレート例を共有してくださっています。

これらを参考に自分に使いやすい管理ビューを作成できると,Tableau利用者へのサービスをより充実させる手かがりが得られるのではないかと思います。

でわ。


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