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推しメンとスペイベで知り合えた僕は常にメンバーに付きまとわれる!? 前編


部長:〇〇!この前の出店するお店の商品案は〇〇の案が通ったぞ

〇:あ〜そうなんですね....って、、えっ!?

部長:だから通ったんだよ

〇:え、あのチーズケーキ通ったんすね

部長:そうみたいだよ

部長:それで発案者の〇〇にはイベントで直接店に出てもらうことになった

〇:はいっ!?  

部長:いいじゃないか。光栄な事だ

〇:で、でも僕には僕の仕事があるし....

部長:それはどうにかするから行ってこい!

〇:日程いつですっけ?

部長:来週の土日だよ

〇:はぁぁ...頑張ります






それから仕事を終わらせ待ちに待った日曜日になり


〇:(ふぅぅ....この前会ったとはいえ緊張するな


〇〇は何に緊張しているかというと、、、梅澤とのミーグリである


20分ほど待つと順番がきて....




梅澤:あっ〇〇!


〇:久しぶりだね

梅澤:だね!そういえばこの前のチーズケーキどうなった?

〇:なんか案が通っちゃってイベントで売ることになったよ

梅澤:え〜!!すごいじゃん!

〇:ありがと..笑

梅澤:どこでやるの?

〇:△△広場ってとこ

梅澤:あ〜あの大っきいところね


〇:うん

〇:あ、そういえばトークにまで載せてくれてありがとね

梅澤:いや〜あんな映えなチーズケーキは載せるでしょ!

〇:ありがたいよ笑

〇:与田さんと山下さんも載せてくれてたし

梅澤:載せてたね!

〇:あ、梅澤さんが「載せて」って言ったわけじゃないんだ

梅澤:違うよ〜

〇:それだと余計に嬉しいかも


剥がし:お時間でーす

梅澤:じゃあまたね!

〇:うん、それじゃ!





こうしてミーグリを終え、
出店の準備へ移り.....




本番の日になり


部長:すごい人気だな

〇:今日だけでもう130個売れましたよ

部長:ほぇぇ....すごいなそりゃ



ネットでは

「梅のトークのチーズケーキに限りなく似ている」
と、話題になったこともあり売れ行きは好調だった



そうしていると....


「すいませーん。」

〇:はい!って...え?

「チーズケーキ3つください!」

〇:あ、は、、はい


なんと注文者は梅澤だった


それからチーズケーキを用意し、、、

〇:本当はそこの広場で食べてもらうことになってるんだけどバレたらあれだから中の部屋に来ない?


さすがにトークと似ていると話題になる中で梅澤が買いに来ているとバレると大変なことになってしまう


梅澤:あ!それ助かる


〇:うん

梅澤:それじゃあ2人も呼んでくるね

〇:え..2人?



それから3分ほど待つと....


梅澤:お待たせ〜

〇:!!!


なんと梅澤の横には山下さんと与田さんがいた


美月:この子が〇〇君?

与田:優しそうな人やね


梅澤:未来のパティシエよ

〇:あ、あのぉ....

梅澤:なに固まってんの..笑

〇:ま、まさかこの3人が来るとは思ってなかったからさ

梅澤:またあのチーズケーキ食べれるよって言ったら2人とも来ちゃってさ...笑

美月:あのチーズケーキほんと美味しかったよ!

与田:あれならホールで食べれる!

〇:ありがとうございます (まさか生で褒められるとは....

美月:でもさっきバレそうになっちゃったね笑


与田:「もしかして山下さんですか?」って聞かれてたもんね笑

梅澤:あれは山がおバカすぎたね …笑笑

美月:バカじゃないしっ

美月:〇〇君もバカじゃないと思うよね?

〇:状況次第ですかね....笑

梅澤:あの広場で顔も隠さずにここまで来た

〇:あ、それはバカですね...笑

美月:なっ....〇〇君って意外と辛辣....


こうして談笑をしつつケーキを食べてもらうと


梅澤:ん〜やっぱこれ美味っ


美月:これは悪魔的ですな

与田:いや〜やっぱりこれホールだ

〇:さすがにホールは無理じゃないですか?笑

与田:これ6つ食べればホールでしょ?

〇:そうですけど....

与田:全然いけるよ

〇:(この感じ....ほんとに食べれそうだ)

美月:前みたいにこれトークに載せていい?

〇:いいですよ〜

美月:よし、じゃあすっごく可愛く撮って更にお客さんを増やそーう!

与田:それ面白そう!


梅澤:ブログに載せたらたくさん観てもらえるんじゃない?

美月:それめっちゃいい!

〇:明日大変なことになりそう....

梅澤:いいじゃん!明日までの開催なんだし売り上げアップしたら会社からの〇〇のイメージアップするじゃん!

〇:たしかにそうだね

美月:それじゃあ撮影スタート!




それから3人は光な影や ぼかし等を巧みに使い撮っていき.....


美月:よし、じゃあこれに文を足してブログに投稿すれば完了!


梅澤:明日までだし急がないとだね

与田:だね!



こうして3人はブログを書き終え店を後にした




そして次の日!


〇:ふぁ〜今日も頑張るか〜


そしてシャッターを上げると....

ザワザワザワ


〇:(な、なんだこの客の量は!!


ざっと数えただけでも500人は越えてそうなほど長蛇の列が出来ていた


〇:か、開店前でこれとは....(あの3人の影響力恐るべし...



それから4時間ほどノンストップで売り続けると....


〇:こちらで最後になります

「ありがとうございます!」



営業時間終了の3時間も前に売り切れてしまった




〇:はぁぁ.....つかれた

部長:まさか1日で1000個越えるとは思わなかったな

〇:疲れすぎてもう何も思わないです

部長:はは。それはご苦労さまだ

〇:そう思うならなんか買ってください

部長:じゃあチーズケーキ買ってやろう

〇:それはもう観たくないです...




こうして無事イベントを終わらせ、、、




ー1週間後ー


部長:〇〇、なんか届いてたぞ

〇:え、僕宛てですか?

部長:ああ。ここに「〇〇様へ」って書いてあるだろ

〇:あ、ほんとだ

しかもこの封筒の右上には見慣れた紫色の△が付いていた



〇:(もしかしてブログの使い方がマズかったのか...だ、だとしても俺は悪くないっ!


少し不安になりながらも封筒を開けると


「招待状。 明日事務所に来てください(強制)」

「会社には許可をもらってます」


〇:な、なんだこれ

部長:そういえば〇〇、明日は出張扱いになってたぞ

〇:あのぉ....非常に行きたくないんですけども....

部長:〇〇....出張ということは業務命令ってことだ

〇: …..行ってきます

部長:頼んだぞ









次回!
事務所に行く〇〇は何をされるのか!?


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