久しぶりに会った〇〇と再婚することになりました .6
美月:さくら!はやく片付けて!
さくら:もぅ.....いまやってるもんっ
美月:もっとはやくしなさい!
さくら:はーい
なぜこんなに急いでいるかというと
〇:与田たちあと10分でくるってよ
美月:ヤバいやばい
〇:一昨日まで綺麗にしてたのになんで昨日になって汚すんだよ
美月:ごめんなさい.....
どうやら昨日2人はお家ファッションショーをしたらしく大量の服が散らばっていた
〇:俺も畳むよ
美月:ありがと
そうしてなんとか片付けが間に合い
与田:お邪魔しまーす
遥香:ます
さくら:はる!
遥香:さく!
さくら:むこうでおままごとしよー
遥香:うん!
美月:あんまり騒ぎすぎないでよー
さ遥:はーい
与田:めっちゃいい家やね!
美月:めっちゃいいよね
与田:引っ越したと?
美月:元々〇〇の家だよ
与田:〇〇1人でこの大きさの家住んでたの!?
〇:まぁね
与田:広すぎない?笑
〇:ほとんど空き部屋だったよ笑
与田:もったいない......
〇:今でも1部屋あまってたよね?
美月:うん。置くものがないもん
与田:ウチとかぎゅうぎゅうだし散らかり放題なのに
美月:さくらと2人で住んでた時は私もそうだったよ
〇:たしかに
美月:ちょっとは否定してよ!
〇:だって食い終わった弁当洗ってんのかわからんような服とか飲み終わったビール缶とか大量にあったじゃん
与田:ウチはそこまでひどくないかな...笑
美月:コラー!その話はしないで!
〇:いいじゃん思い出ばなしとして笑
美月:全然よくない!
こんな感じで談笑を楽しんでいると......
さくら:はるきらい!
遥香:さくなんてしらないっ
さくら:むぅ!
遥香:むぅっ
美月:どうしたの?
さくら:はるがさくのおもちゃとった
遥香:はるがさきにあそんでたもんっ
さくら:ちがうっ
〇:さくらが怒ってんの珍しいな
与田:とりあえずこの2人離れた方がよさそうやね
美月:じゃあ私さくらと話してくる
与田:じゃあ祐希ははるを...
〇:俺が遥香ちゃんの話聞くよ
与田:え?
〇:こういうのはまかせて
与田: .....ありがとう(頼れるときの〇〇だ!
〇:はるかちゃん大丈夫?
遥香:うん...
〇:なんでさくらと喧嘩しちゃったの?
遥香ちゃんと同じ目線の高さで優しく聞く〇〇
遥香:はるがあそんでたのにさくがとったんだもん
〇:あ〜それはさくらが悪いね
〇:どれくらい遊んでたの?
遥香:さいしょからずーっと
〇:そりゃだいぶ長いね (さくらも遊びたくなるわけだ笑
遥香:だって面白かったんだもん
〇:でもほら......おうちとかでも遊べるでしょ?
遥香:おうちにおもちゃないもん
〇:(あ......
〇:そういうことか
遥香:ママケチだからかってくれない
〇:ん〜それはケチじゃないんだよ
遥香:違うもん!ケチだもん
おもちゃを買うお金が無い。
これが通じればラクな話だがそんなこと子供に通じるわけがない
〇:お金ってすごくすっごく大事なものなの
〇:だから簡単には買ってあげれないんだよ
何とか絞り出した言葉だったが......
遥香:さくだけズルい...パパいるし
〇:パパできたら何したい?
遥香:ギューってしたりおんぶしてもらったり〜お姫様抱っこしてもらったり〜おふろはいったり〜あとおもちゃかってもらう!
〇:すごいいっぱいだね笑
遥香:うん!
〇:遥香ちゃんが嫌じゃなかったらさ、、動物園のときみたいに叶えてあげよっか?
遥香:いいの!?
目をキラキラさせながら〇〇の目をみる遥香ちゃん
〇:もちろんいいよ
〇:ほらおいで
そういって手を広げる〇〇
遥香:やった!
ギュッ
遥香:へへ
よほど嬉しかったんだろう。抱きつくチカラがどんどん強くなりルンルンである
〇:遥香ちゃん元気になった?
遥香:うん! .....あ、いや...元気じゃない
〇:どうして?(めっちゃ幸せそうだったのに
遥香:おんぶしてもらったらげんきになるっ
〇:ほ〜遥香ちゃんもなかなか甘えてるね〜笑
遥香:あ、ごめんなさい...
〇:いいよいいよ。甘えてくれた方が子供っぽいし(同じことさくらにも話したな
〇:背中のりな?
遥香:うん!
そういって〇〇の背中に乗り祐希のいるリビングへ
一方
美月:なんで遥香ちゃんとケンカしちゃったの?
さくら:だってはるがずーっとさくにかしてくれないんだもん
美月:遥香ちゃんおもちゃ持ってないんだからしょうがないでしょ?
さくら:はるが持ってないのがわるいっ
美月:さくら?
さくら:なに?
美月:さくらは〇〇がお家に来る前のこと覚えてるでしょ?
さくら:うん
美月:そのときおウチにおもちゃなんてあった?
さくら:...なかった
美月:さくらが何回お願いしたって買えないものは買えなかったでしょ?
さくら: …うん
美月:今のはるかちゃんはそれと同じなの
美月:だからウチにいるうちは遥香ちゃんに遊ばせてあげて?
さくら:わかった
さくら:ねぇママ
美月:ん?
さくら:パパがいなかったらさくたちどうなってたの?
美月:ん〜前と同じでお菓子もお洋服も買ってあげれなかったかな
さくら:いやだぁ
美月:だから〇〇に感謝しな?
さくら:うん
美月:あ、あと毎日〇〇と入ってるお風呂もママと入らないといけなくなるね
さくら:ママおこるからいや......!
美月:お風呂で遊ぶからでしょ笑
さくら:パパおこらないもん
美月:(あとで〇〇にキツく言っとかないと
美月:とりあえずリビング戻ろっか
さくら:うん
リビングに戻ると
美月:あ、〇〇もう終わってたんだ
〇:案外上手いこといったからね
さくら:はる......ごめんなさい
遥香:はるのほうこそ...ごめんなさい
さくら:またあそぼ!
遥香:いいの!?
さくら:はるのことすきだもん!遊ぶ!
遥香:ありがと
無事2人は仲直りをした
与田:にしても〇〇と美月スゴいね
〇美:なんで?
与田:だってしっかり仲直りさせてるし〇〇に関してはあんまり話したことない遥香わや説得できるってすごいよ
美月:〇〇完全に優男モード入ってたよね
与田:うんうん
〇:なにその優男モードって笑
与田:「こういうのはまかせて」とか「俺が遥香ちゃんの話聞くよ」とかカッコよかったな〜
〇:普通じゃん
美月:普通はよその子の話を真面目に聞く人ほとんどいないよ
〇:そんなヤツになりたくねぇもん
与田:うわっかっこい!
美月:むぅ、、、なんかムカつく
〇:なんでだよ笑
美月:そろそろ焼肉の準備し始めようか
与田:そうだね
〇:その間さくらと遥香ちゃんつれて外行っていい?
美月:どこ行くの?
〇:くまくま電気
美月:あ......
与田:あ.....
何かを察した2人
与田:いいの?
〇:もちろんいいよ
美月:お金渡しとこっか?
〇:小遣いで足りるから大丈夫だよ
与田:(小遣い制なんだ
さて......〇〇は何をしに行くでしょう?
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