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姉の子供を育てることになりました .13


麻衣:もうそろそろ帰ってくるかな?


〇:うん。帰ってくると思うよ

麻衣:もし『ママは和のことおいていったから嫌いっ』とかいわれたら慰めてね

〇:うん。言われないと思うけどな

そしてとうとう

ガチャ

和:〇兄ただいm……ママ!!


麻衣:和ーおかえりー

和:ママもおかえりー

麻衣:ただいまー

〇:ほらな?嫌われてないじゃん

麻衣:ホントだね

和:ママーいっしょにプリキュアごっこしよー

麻衣:そういえば和はプリキュア好きだったね

和:うん!

〇:この前映画も見に行ったよ

麻衣:ありがとね

和:ママわるものねー

麻衣:えー悪者なのー?


和:うん!

麻衣:っていうか何このおもちゃの量は!!

〇:ん?

麻衣:買いすぎでしょ!

〇:やっぱり多いか

麻衣:も〜あんまり甘やかさないでよね!

〇:甘やかしてるつもりはないんだけどな

麻衣:こんなにおもちゃ増えててどこが甘やかしてないの!

〇:すいません......

和:ママやろー

麻衣:はーい

〇:(料理つくるか...





ー料理中ー


和:かいじんめぇー!

和:なぎビーム!

麻衣:うわぁぁぁー......バタッ


和:えへへへ

〇:(やっぱり楽しいの他ないよな...親子で遊ぶのって


和:もう1回やろー


麻衣:もう100回目じゃん...疲れたよ

〇:(楽しいだけじゃなかった

楽しいなかにもキツさがあることを知った〇〇でした




ー20分後ー

麻衣:づがれだー

和:あ〜楽しかった!

〇:よかったな

〇:飯できてるよ

和:やった!ごはん!

麻衣:すごーっ!〇〇料理の腕あがってるね

〇:1人のときは卵かけご飯でよかったけど子供がいるとそうもいかないからね

麻衣:そうだね

和:食べたい!

〇:いいよー

和:いただきまーす

パクッ

和:ん〜♪おいしー


麻衣:〇〇本っ当に料理上手くなったね

〇:ありがと

〇:和はなんでも美味しそうに食べるから作りがいがあるんだよね

麻衣:基本なんでも食べるもんね

和:だっておいしいもんっ!

〇:ありがとな

麻衣:でも茶碗蒸しはまだ苦手?

和:きらーい

〇:あーそういえば手作りで茶碗蒸し作ろうって話してたの忘れてた

麻衣:あれを手作りするの!?

〇:そんなに難しいもんでもないぞ

麻衣:今まで買ったことしかなかったよ

〇:だから苦手なのかもよ?

麻衣:どういうこと?

〇:俺だけかもしれないけど買ったやつってさ......好きな料理でもそんなに美味しいと思わなくない?

麻衣:なんかわかる気がする

〇:それに対して人が作ったものって温もりがあってそんなに得意じゃないものでも美味しく感じたりしない?

麻衣:あ〜なんかわかるよそれ

〇:てことで今度試してみるよ

麻衣:苦手なものなくすためによろしく!

〇:はいよ

和:ママあそぼー

麻衣:遊ぶのもいいけどさ、、、〇〇と和ちょっとお外いかない?

〇:どっか行きたいとこあるの?

麻衣:今日花火があがるらしいじゃん!

〇:あれ隣の県じゃねぇか!

麻衣:いいじゃん!ちょっと遠いけど

〇:もしかして車で行くの...?

麻衣:うん!


〇:(そんな笑顔でいわれましても......

麻衣:はやく行くよ!

〇:はいはい

和:はなびいこー






〇:ついたよー

麻衣:お疲れ様

和:花火まだぁ?

麻衣:20時からだからあと少しで始まるよ

和:ワクワク

麻衣:和は今年花火みた?

和:みたー

麻衣:え?〇〇とみにいったの?

和:ちがーう さっちゃんたちとやった


麻衣:やった?

〇:菅原のとこと一緒にバーベキューやったときに手持ち花火やったんだよ

麻衣:へー楽しそう

〇:久しぶりだったし楽しかったよ

麻衣:でも和は花火もつの怖がりそう笑

和:和はこわくなかったもんっ

麻衣:へ〜意外だね

和:さっちゃんがこわがってた

麻衣:それもまた意外だね

〇:和は咲月ちゃんが花火できるようにサポートしてたね

麻衣:和えらーい!

和:えへへ///





〇:お、もうそろそろ始まりそうだな

和:はなび!はなび!



シューー





シューー









和:うわぁぁ

麻衣:やっぱすごいね



シューー



シューー





〇:どうやってこんな綺麗な形で打ち上げれるんだろうな

麻衣:技術だよね〜

和:あれお花みたーい

麻衣:ホントだね


見ている間の時間はすぎるのがはやいもので....


和:もうおわっちゃった...

麻衣:また今度みにいこうね!

和:うん!

〇:今度は近場でお願いします

麻衣:私が帰ってこれるとき次第かな

〇:まぁそれはたしかに

和:あ!あれ食べたい!


〇:ん?

麻衣:りんご飴じゃん

和:あれたべたい

麻衣:いいね。買おうか

和:うん!





そして購入し食べ始めると

和:このリンゴかたーい

麻衣:りんご飴だからね笑


カリカリ ツルッ  カリカリ ツルッ

何度噛もうとしても飴ですべる和


〇:ハハハ  

〇:まずは飴舐めな

和:はーい

ぺろぺろ


麻衣:りんご飴ってなんでこんなに買いたくなるんだろ

〇:なんか魅力的に感じるよね

和:ぺろぺろ

和:ぜんぜんへらない

〇:だろうな笑




ー10分後ー

和:〇兄


〇:どうした?

和:もういらなーい

そういって半分残ったりんご飴を〇〇に渡す

〇:さすがに全部食べれなかったか笑

麻衣:ちっさいサイズのりんご飴ができればいいのにね

〇:子供にはデカすぎるよな  ペロッ

〇:うまっ久しぶりに食べたかも

麻衣:残り半分頑張れ!

〇:あれだけ魅力がどうとか言ってたのに手伝ってくれないんかいっ!

麻衣:出店で他のもの買っちゃったらキツくなったんだもん笑

〇:はぁ..姉ちゃんらしいからいいけど......


結局1人で食べ終わり運転もする〇〇でした



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