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再婚して出来た推しメン(妹)がメンバーを連れてきた!

「僕の妹は乃木坂メンバーである」


うん....これほど自分でいってもしっくりこない事は中々ないだろう....   しかし、



蓮加:〇〇〜!一緒に寝よ〜!


〇:え〜もう1人で寝たいよ....

蓮加:むぅ〜!!  蓮加のこと嫌いなの?

〇:別に嫌いじゃないけど2人だと眠れないんだよ  

蓮加:ダブルベッドだから大丈夫でしょ!

〇:そういう意味じゃないの!異性が横で寝てる時点でちょっとソワソワするのに推しなんかがいたら寝れるわけないじゃん!

蓮加:へ〜蓮加のことまだ推しにしてくれてるんだ

〇:え?推し変する理由ある?

蓮加:だって家族になったら裏側も見えちゃうわけじゃん

蓮加:そしたら5期とかに推し変するのかな〜って思って


〇:前にも言ったけどアイドルも人間だと思ってるから裏側みても別に意外ってわけでもなかったよ

蓮加:そっか....ならよかった!



そういって笑顔になる蓮加


〇:その笑顔みれるだけで最高だよ

蓮加:へ〜妹に対してよくそんな直球で褒めれますな

〇:妹かぁ....まぁそういう意味では妹とはあんまり思えないんだなぁ....
(そもそも呼び捨てで呼ばれてるし)

蓮加:え〜じゃあ蓮加がお姉ちゃんってこと?

〇:ん〜そういうわけでもない

蓮加:変なの〜蓮加が妹なのに

〇:いや〜じゃあ妹っぽいことしてよ

蓮加:え〜なにそれ

蓮加:妹っぽいことかぁ....



蓮加:お兄ちゃん....蓮加と一緒に寝よ..?💕


〇:なんか妹というよりかは男として何かくすぐられるものがあるというか....

蓮加:変態!せっかく妹っぽくしたのに!

〇:すまんな...笑

蓮加:最初の頃はこんな蓮加のこともっと丁寧に扱ってくれてたのにぃ

〇:最初の頃は家族と暮らしてるってよりかは絶対会えることがないと思ってた推しが家にいるって感じだったからね

蓮加:あの頃はお姫様みたいな扱いだったね...笑

〇:お姫様なら1人でちゃんと寝てくれませんかね

蓮加:そんなことれんが出来ると思う?

〇:いや、思わん

蓮加:ならこれからベットにゴー!


〇:はぁ....結局今日もこうなった....





と、まぁこんな感じで毎日推し(妹)と一緒に寝ることになり....





〇:はぁぁ....おはよぉ

蓮加:なんか眠そうだね

〇:誰のせいだと思ってる?

蓮加:れんは知らな〜い。〇〇が慣れないのが悪いんでしょ?


〇:なんでそうなるんだよ....(あ、わがまま具合は妹っぽいかも

〇:あれ、そういえば父さんたちは...?

蓮加:昨日の話聞いてなかったの?2人は今日から旅行だよ

〇:あ、そういえばそんなこと言ってたな....

蓮加:あ、そういえば言ってなかった事があったんだけどさ

〇:ん?

蓮加:今日山くるよ

〇: ……

〇: ...は?


山ってあの....もしかしてあの....山下美月さん!?


蓮加:あれ?乃木オタなのに山知らないの?

〇:い、いや、知ってるからこそ言葉が出てこないんだよ....

〇:なんか....もう緊張してきた

蓮加:緊張することないよ!

蓮加:たった1日泊まっていくだけだから


〇:あ〜たった1日泊まってくだけ....うそだろ泊まるの!?

蓮加:そんなに驚かなくても...笑

〇:だ、だってトップアイドルだぞ!?

蓮加:そのトップアイドルと同期なんだから来てもおかしくないでしょ

〇:まぁ....たしかに

蓮加:それに〇〇は友達いないから山と友達になったらいいじゃん

〇:なれるかぁぁ!!   こんなド平民がなれるわけねぇだろぉぉぉ!!

蓮加:そんな王族と友達になれって言ってるわけじゃないんだから...笑

〇:いや、同レベルで難題かも

蓮加:そんな怖い人じゃないから...笑





そうして1時間ほどソワソワしながら山下様の到着を待つと....


蓮加:〇〇向こうの部屋行っといて!

〇:え?なんで?

蓮加:いいからいいから!目もつぶっといてね!

〇:なんか分かんないけど....じゃあそっち行っとくよ


そうして蓮加は玄関へ、〇〇はリビングへ行くと





蓮加:山〜!

美月:おっ!蓮加がいるってことはこのお家であってるんだね


蓮加:そうだよ!早く入って!

美月:おじゃましま〜す




そうして中へ入り....



廊下にて


蓮加:リビングに目をつぶった〇〇がいるからさ、うわってやって驚かせよ!  ((ボソッ

美月:いいね!超至近距離でやろ ((ボソッ

蓮加:それいいね!それじゃあ決行 ((ボソッ




トコトコトコトコ

忍び足で〇〇の近くまでいき


蓮加:せーの ((ボソッ


蓮美:うわぁぁっ!!


〇:うわっ...は!? え、なに!?うわっ天使....

蓮加:ぷぷぷ。〇〇反応良すぎ...笑

美月:うわ〜こんな反応良いなら動画撮っとけば良かった〜

蓮加:ねっ....てか、あれ、〇〇まだ白目剥いてる

美月:あれ、これヤバいやつじゃない?

蓮加:まぁこれが俗にいう尊死ならぬ尊気絶ですな

美月:ほんと大丈夫なの?

蓮加:ん〜1時間待ったら元気取り戻すよ

美月:そうだといいんだけど....






ー1時間後ー


〇:はぁ....〇んだかと思った

美月:よかった...!気絶から治って!


〇:あっ...天使.....また気絶しそう

蓮加:ほんと会って早々気絶しないでよね!

〇:いや、いきなり目の前に2人がいたら狂うわ

蓮加:ほんと情けない兄だ

美月:蓮加そんなこと言わないの!

蓮加:むぅぅ....なんでかれんが怒られた

〇:山下さんはよく分かってるよ

美月:えっへん!

美月:あっ山下さんじゃなくて美月でいいよ!

〇:いやさすがにそれは....

美月:蓮加のことはなんて言ってんの?

〇:「蓮加」です

美月:なら美月ちゃんも美月呼びでいいね!


〇:恐れ多すぎます....

美月:はいせーの! 美月ちゃん!

〇:美月....ちゃん

美月:ん〜切れ味悪いけど良しとしよう

蓮加:やま?れんの〇〇取ろうとしてる?

美月:ん?お友達になってついでに推しになってもらおうなんて思ってないよ?

蓮加:なっ!〇〇の推しは何があっても蓮加なんだから!

美月:あれ、蓮加にしては珍しく熱量あるね

蓮加:当たり前じゃん!

蓮加:れんのポスター貼りまくってたくらい推してくれてるんだから!


美月:お〜結構しっかりファンだね

〇:一応まぁ...そこしかお金使うとこなかったんで

美月:だいぶ悲しいこと言うね...笑

蓮加:友達いないもんね!

美月:そうなの!? めっちゃ優しそうなのに

〇:リップサービスとして受け取っときます

美月:いやほんとに優しそう....だけどそれを相殺するくらい裏がヤバいとか.....

〇:そ、そんなことはないです!!

蓮加:え〜ほんとに〜?


〇:蓮加は疑うなよ!

美月:え〜ダメなの〜?

〇:あなたは美月さんです!笑

美月:美月さんじゃなくて美月ちゃんね!

〇:あ、はい

蓮加:〇〇友達できたね

〇:え、これ友達っていえるんか!?

美月:むぅぅ...友達だと思ってたのに....ショックすぎてカツラなのに頭が禿げそう....

〇:いやカツラじゃないでしょ!っていうか友達だと思ってたんですか!?

蓮加:(あれ、これ山下お笑い劇場に連れてからちゃったな





それからあらゆるボケを喰らい何とかすべてのボケにツッコんでいると.....



美月:あれ?もう夜?


〇:いやさっき夜ご飯食べたんだから夜に決まってんでしょ!


いつの間にか敬語が外れていた



美月:いや〜それにしても私のボケについてこれるとは....お主なかなかやるな

〇:ボケが多すぎて蓮加寝ちゃいましたよ

美月:ボケが心地よくて寝ちゃったか

〇:なんでもポジティブに変換可能なんだ

美月:そうでもしないとやってられない!

〇:さすがっす...笑

〇:あ、てかもうそろそろ寝るか

美月:そうだね!蓮加の部屋でいいのかな?

〇:そうですね!蓮加はたぶんこのままソファーで寝ると思うんでベット行っちゃって!

美月:あれ?〇〇はどこで寝るの?

〇:僕は自分の部屋のソファーで....

美月:いつもはどうやって寝てるの?

〇:いつもは蓮加と一緒に寝てるよ....

美月:ほぉほぉ....そんな寂しがり屋ならしょうがない!今日は美月ちゃんが蓮加の代わりに一緒に寝てやろう!


〇:ちがう!俺が無理やり寝させられてるだけだ!

美月:そんな嘘つかなくてもいいから早くはやく〜

〇:ま、まじかよ...




結局この日も眠るどころじゃなかった〇〇でした

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