2024NFLドラフト：EDGE上位候補の紹介

ドラフト上位候補の最終回はEDGE。今年のEDGE候補は普通という感じでしょうか。

EDGE Jared Verse

Height 6 ft 4 in (1.93 m)
Weight 260 lb (118 kg)
College Albany (2019–2021)、Florida State (2022–2023)

評価メモ
・少し小さめ
・スピード、パワーを併せ持つ
・ブルラッシュが多いが外を回るスピードもある
・OLに対して最初の一突きが鋭い
・最初に相手を崩せないと抑え込まえる傾向あり
・TFLも多いがタックルを外すことある

総評
スピード、パワーどちらもあるEDGE。OLを押し込む爆発力は稀有な能力。最初に崩せないとさっぱりなところがあるのが弱点か。NFLで活躍するにはもう少し技術的な成長が必要だが、才能は間違いない。

評価：1巡

EDGE Dallas Turner

Height 6 ft 4 in (1.93 m)
Weight 252 lb (114 kg)
College Alabama (2021–2023)

評価メモ
・スピードあるEDGE
・あらゆる局面をスピードで解決できる
・スタントなどディレイ気味のラッシュを届かせる
・パワーあるOLに対して抑え込まれることあり
・3－4OLBとしてカバーも可能

総評
スピードがあり多くの局面で活躍できるEDGE。OTの内、外どちらからのラッシュも鋭く、高い確率でプレッシャーをかける。サイズ的には3－4OLBが適性か。

評価：1巡

EDGE Laiatu Latu

Height 6 ft 5 in (1.96 m)
Weight 265 lb (120 kg)
College Washington (2019–2021)、UCLA (2022–2023)

評価メモ
・スキルとパワーを併せ持つ
・ハンドテクニックがありOLを破る確率が高い
・ブルラッシュも上手い
・ランに対しても献身的
・首の怪我歴がどれだけ指名に影響するか

総評
パスラッシュスキルのあるEDGE。T J ワットを思わせるラッシュ力が魅力。スピードだけではなくブルラッシュでも押すことができ、ラッシュのバリエーションが多い。懸念は首の怪我でワシントン大では出場許可が出なかったこと。UCLAでのプレーぶりからは問題は見られないが、各チームの判断するか次第で順位が落ちることもあり得る。

評価：1巡

EDGE Chop Robinson

Height 6 ft 3 in (1.91 m)
Weight 254 lb (115 kg)
College Maryland (2021)、Penn State (2022–2023)

評価メモ
・少し小さめ
・身体能力あり
・スピードを活かした爆発力あるパスラッシュ
・単調なところがある
・コンテインを疎かにしてビッグゲインを許すところがある

総評
身体能力抜群のEDGE。スピードを活かした爆発力には目を奪われる。一方でラッシュのバリエーションが少なく相手に慣れられて抑えられることもある。先輩のマイカ・パーソンズのように2列目で身体能力を活かしたプレーをさせるのが良いのかもしれない。

評価1巡

EDGE Darius Robinson

Height 6 ft 5 in (1.96 m)
Weight 296 lb (134 kg)
College Missouri (2019–2023)

評価メモ
・理想的なサイズ
・パワーがあり一瞬の押す力が強い
・腕の力でパスプロを破壊できる
・ラッシュの引き出しは少ない
・ランディフェンスは良い

総評
サイズ、身体能力が魅力のEDGE。荒削りだがパワー溢れるラッシュの破壊力は抜群。NFLでの成長は必要だが、大物になる雰囲気はある。

評価：1巡

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パッカーズ目線

EDGEはゲイリー、プレストン・スミス、LVNの3人がおり、喫緊のニーズがあるポジションではないですが、来年以降のことやデプスを考えれば、才能ある選手はいつでも取りたいところ。

今年はオフェンスの選手の上位候補が豊富なのでEDGEの上位候補が25位に落ちてくる可能性も十分にあります。プレミアムポジションであるEDGEの選手を取ることも考えにはあるでしょう。

紹介した選手はいずれも良い選手ですが、Darius Robinsonの大物感が個人的には好み。4－3のLBからラッシュさせるのもありだなと思ってます。

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