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2024NFLドラフト:4巡111位Sエヴァン・ウィリアムズの紹介

今回は4巡指名Sウィリアムズの紹介です。

College:Oregon
Height: 5-11
Weight: 206
Age: 22
From: Campbell, CA

カレッジの実績
フレズノステートから2023年にオレゴン大に移籍。通算45試合に先発出場。シニアボウルで優秀賞を受賞。スペシャルチームで約500スナップをプレーし、パントブロックとエクストラポイントブロックの両方を記録した。ダウンヒルでのアグレッシブなプレーと堅実なタックラー。パッカーズは4巡で15位上げて彼を獲得した。

Lance Zierleinのリポート
ウィリアムズはフレズノステート大時代の2022年はもう少し安定していたが、成功するには有利な立場にも置かれていた。彼は敏捷性と運動能力が限られているため、スクリメージラインから離れて守ることが多い。彼はボックスセーフティとしてボールキャリアの侵入位置を見つけてスクリーメイジライン際でタックルをするのに優れた感覚を持っている。彼はアンダーニースでマッチアップできゾーンカバーは平均的な選手だが、NFLのWR相手にはビッグプレーを許す可能性が高い。スペシャルチームで好印象を与えるチャンスがあるが、オープンフィールドでのタックルが安定しないと、セーフティの有力なバックアップになれないかもしれない。

サム・シール ナショナルスカウトの言葉
彼は賢く本能的でタックルができ、ボール周辺でプレーできる。彼はいつもボールの周りにいる。彼は”Good guy”で、我々のロッカールームにぴったりだ。我々は彼のことを心配する必要は全く無い。

ジャージナンバー


RAS

個人的な評価
FS,SS,スロットCBができるバーサタイルなセーフティ。1番の魅力はサックまでたどり着くブリッツ力とスクリーメイジライン近くでのプレー。2023年はそこまで目立った活躍ができていなかったが、フレズノステート時代はビッグプレーを多く見せていた。気になるのはアジリティにかけるところ。スロットCBとしてマンカバーを任せるには厳しいように見える。NFLではSSがメインになりそう。

パッカーズでの期待
一般的な評価よりも高い順位でトレードアップしての獲得。パッカーズとしては是非取りたい選手だったということでしょう。オレゴン大でのプレーはいまひとつでしたが、シニアボウルでの内容はかなり良かったようです。パッカーズもそこを評価しての指名でしょうね。

2巡のバラードとバーサタイルな面は被りますが、どちらかといえばウィリアムズはスクリメージラインに近いところで使いたい選手。特にブリッツ力を活かしたい。スーパーボウルを制したKCのようにDBのパスラッシュを多くして、試合の局面を大きく変えるディフェンスを目指すならば、ウィリアムズはその象徴のような選手になるかもしれません。
また、LBホッパーと同様にスペシャルチームでの活躍も期待されますね。


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