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2024オフ:ディフェンスのアシスタントコーチ、ビサッチアSTCの会見

先週行われたディフェンスのコーチ及びビサッチアSTCの会見の内容をお伝えします。



ジェイソン・レブロヴィッチDLコーチ

重視するプレースタイルについて
フロントのアタックをSF,HOU,NYJのテープのようにやることだ。私がBUFやJAXで当時やっていたことであり、そのような環境に居られたのは幸運だった。私たちは相手のバックフィールドに大混乱を引き起こすことを検討している。全てのダウンでペネトレイトし、ビッグプレーを起こす道を探している。OLは横方向への動きがそれほど速くないので、バックフィールドへの侵入に備えて、スクリメージラインに留まることになるだろう。

それを実現するために何が必要か
バックフィールドで何かを生み出そうとするときはいつでも、グループ全員が侵入する必要がある。タックルを行うのは 1 人だけではダメだ。バックフィールドに入ろうとするとき、そこに集まる他の選手がいることを確認する必要がある。1人でプレーしようと努力しているのをただ座って見ているわけにはいかない。

ラシャーン・ゲイリーについて
前にも言ったが、もう一度言います、彼はチームの最高のリーダーだ。彼は練習に来て、毎日励ましてくれる。フィールドにいるときは、常に誰かを脇に寄せて話しかけてる。それが彼のやっていることだ。メンタルの観点から言えば、(昨年と)何の違いもないだろう。昨年より良いのは、彼が丸一年かけて怪我から復帰してきたことだ。今年は最高のシーズンになってほしい。

アンソニー・カンパニールLBコーチ/ランゲームコーディネーター

コーチングスタイルについて
コーチをする選手たちを愛さなければならないし、一緒にコーチする人たちも愛さなければならない。そうすればうまくコーチすることができる。私のコーチング スタイルについて自分ではわからない。一部の人は、それが情熱的だと思うかもしれないが、他人の評価は何でも構わない。私はできる限りディテールを知り、最終的には、彼らが行きたい場所に確実に連れて行くことができるようにしたいんだ。良い選手になるためには、やりたくないこともやらなければいけない。だから、選手に対して正直にならなければならない。

クエイ・ウォーカーを最大限活用するために
彼は非常にアグレッシブだ。彼にとても興奮しているし、物事を正しいやり方で行おうとしていると思う。本当に本当に才能のある男だし、一緒にいると素晴らしい人間だ。正しい態度を持ち、意欲的で、偉大になりたいと思っている。だから、彼はミーティングでもフィールドでも、常にディテールを突き詰めようと努めてる。

デリック・アシュリー パッシングゲームコーディネーター

キャリントン・ヴァレンタインのルーキーイヤーについて
シーズンを通して彼のPOA(ポイント・オブ・アタック)のテープを見ているとルーキーとは思えない。少なくとも私はそうは思えなかった。彼には改善しなければならないことがいくつかあり、彼もそれを理解している。私たちはそれらを改善するために働いているし、キャリントンは正しい道を進んでいるよ。彼は、ジェエア、ストークス、キーショーン、そしてコーリー・バレンタイン、ロバート・ロシェルといったグループにとてもよく溶け込んでいる。彼らを見つけ出したグートとそのスタッフを信用している。彼らは全員独自のスキルセットを持っているし、身長が高く速い。そのスキルセットを活かすために、取り組むべきことがたくさんある。

新しいシステムでのジャエア・アレグザンダーについて
アレクザンダーはどんなシステムでもプレーできるだろう。彼は非常に本能的で、才能があり、猫のような反応の速さを持っている。そしてタフだよ。彼はレッドラインにいる大物たちを相手に完封できる本当に優れたパワーがある。私たちはいつもギリギリの状況にいると話しますが、そこには助けはない。ジャスティン・ジェファーソンなどのWRに対してそこで耐えなければならないが、彼にはそれができるスキルセットがある。

ライアン・ダウナードDBコーチ

新人のセーフティたちについて
私たちはこれらのルーキーたちをできるだけ早くスピードに慣れさせなければならない。彼らは素晴らしいルーキーミニキャンプを過ごしたが、それ以上に素晴らしいのは3人とも知的であり、より早く上達できる素養があることだ。あとは、どうやって彼らを個人(ドリル)に連れて行き、試合に持っていくか。それは私にとっての楽しいプロセスでもある。

セーフティ陣には今はギャップがある。このリーグで非常に良いプレーをしているベテラン(セイビア・マッキニー)がいて、有望なルーキーが何人かいる。彼らをまとめ、X(マッキニー)をリーダーに置き、ルーキー達がその下で学ぶ。まずはNFLの基準を満たさなければならない。そうすれば良くなっていくだろう。

ゼイビア・マッキニーについて
彼はバーサタイルな選手だ。彼は深いゾーンでプレーできるし、アンダーニースでもプレーできる。マンカバレッジでもプレーできる。彼はランゲームに対してボックスを守ることができる。彼はランディフェンスに対応する感覚を持っており、ブリッツも可能で、タックルミスも一桁だ。彼はかなり優れたタックラーであると思う。エイドリアン(エイモス)も、パッカーズに来たときは良いタックラーだったが、X(マッキニー)はあらゆる分野の才能を持っている。

彼には存在感があり、ジェエアとはミーティングで隣同士になっている。彼らは練習でもストレングス&コンディショニングでも競い合っており、彼はセーフティのグループだけでなく、ジェエアとともにDB全体をリードしている。我々にはそれが必要だ。彼はタフネスや練習態度という観点から、DBのカルチャーにも貢献している。


リッチ・ビサッチアSTC

3人での競争に対するKカールソンの反応
彼の反応も含めて3人とも良かったと思う。ボディランゲージも含め、特定の状況にどのように反応するかは重要だ。それはすべてフィルム上にあり、それはすべて採点されている。彼らは自分たちが競争に参加していることを知っているし、日々の練習でも彼ら自身が感じていることだろう。

彼の反応は練習をするというもので、去年の一年間もそうだった。彼はキックの盛衰を経験し同じように対応していた。そしてオフシーズンに1年前よりも少し強くなって戻ってきたと思う。現時点では良い競争になっている。

新キックオフルールについて
それがどのようになるかは全く分からない。NFLのものはXFLとは少し異なる。なぜなら、2人の自由なプレーヤーがいるからだ。新ルールでは望むならリターナーを2人にすることもできるが、XFLではリターナーが1人だけで、キックオフとキックオフリターンの10人全員が同じライン上にいた。面白いことになると思う人もいるだろうし、退屈になるだろうと思う人もいる。私たちは皆、様子を見る必要がある。

コーチにとって、そしてロスター枠53人中最下位付近の選手にとってエキサイティングなことは、リターンプレーを失わなかったことだろう。まだプレーは残っている。このルールは根本的な変化となるだろうし、誰にとっても同じ状況だ。これにより、選手たちにはキックオフとキックオフリターンでプレーし続けるチャンスが与えられることになる。そして、私たちはできる限りベストを尽くすつもりだ。


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