王子HDの純利益最高、段ボール好調 4~9月期
王子ホールディングス(HD)が2日発表した2021年4~9月期連結決算は、純利益が前年同期比4.4倍の455億円だった。新型コロナウイルスまん延前の19年同期を上回り最高だ。東南アジアや国内で産業向けなどの段ボールが伸びた。電動車向け高機能フィルムも好調だ。材料高の影響を慎重にみて22年3月期予想(純利益で前期比41%増の700億円)は据え置いた。
本日発表された業績予想です。
かなり良い業績が推移していますね。
巣篭り需要もあり、国内外問わず商品の輸送が活発になりました。
その分、段ボールの需要も増えたということですね。
実際スーパーやホームセンターに行くと、見える分だけで大量の段ボールが使用されていますし、その前に納品されたタイミングでもより多くの段ボールが使用されているでしょう。
ゴミ回収場所にも段ボールの日には大量に出されています。
それだけ生活にとって身近な存在ですし、しっかりリサイクルされていれば環境にとっても良いのかもしれません。
ただ、この先、段ボールがさらに使用される場面が増えるかというと、そうではない気もします。
爆発的に使用量が増えたりすることもなければ、減少することもないのかもしれません。
その意味では、企業側も22年3月の業績予想は当初出していた予想を据え置きしたようです。
そのため株価が一気に上がったり、下がることも無さそうですね。
今後、配当金などの増額があれば高騰するかもしれませんが、時価総額も大きいので激しい動きは無さそうです。
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