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続、SONYの感動的オーディオ〖WH-1000XM4〗


前回紹介したWH-1000XM4の実用的な機能を今回は紹介していきます。このヘッドホンはタッチセンサーコントロールパネルとアプリ(Headphones Connect)を組み合わせて操作するようになっています。自分が一番使いやすい方法を見つけてくださいね!

驚きの高音質機能

この製品は音質面でもかなり作りこまれています。ヘッドホンアンプに「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」というものが内蔵されており、これが高音質に大きく貢献しているのだそうです。


自分で設定出来る「DSEE Extreme」という機能があるのですが、CDやMP3などの圧縮音源をハイレゾ級の高音質にアップスケーリングして、再生出来る機能です。つまり、このヘッドホンがあればどのようなプレイヤーでも、SONYの高音質で音楽を楽しめるということになるんですね(*^-^*)


「DSEE Extreme」は、私が以前使用していたプレイヤーでは「DSEE HX」という機能でした。自分で設定出来るという点では変わりませんが、曲によって、合う、合わないなどの評価があり、私もそれは感じていました。ひとつのプログラムであるため、偏りが出るという事みたいですね。


それを補ったのが「DSEE Extreme」になります。なんと、AIがリアルタイムで曲を分析して、それに合わせ高音質にアップスケールする技術なんだそうです。そんなこと出来んのかよって叫びたくなりますよね\(^o^)/凄いですね。


「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」や「DSEE Extreme」の詳細は公式の方で。
https://www.sony.jp/headphone/products/WH-1000XM4/feature_1.html#L1_110


元々のハイレゾコンテンツはLDAC(ハイレゾのBluetooth伝送規格)により、ほぼ原音通りに再現出来るため、問題なく楽しめそうです。

多彩なサウンドエフェクト

現在のリスニングには定番の、サウンドエフェクト機能も、もちろんあります。全部で8種類あり、自分でカスタマイズも出来るようです。エフェクトを何も設定しない場合は、前回紹介したように、このヘッドホン本来のバランスの取れた疲れにくい音になります。


私が特に気に入っているエフェクトは、BrightとExcitedです。Brightは楽器系の音を強調する音で、設定しない場合と比べ、全体的に音の輪郭がはっきりし、繊細になるように思います。


Excitedは重低音(ドンドンというような音)をかなり強調する音のため、ダンス系やロック系の曲などには最適だと思います。実際のライブ会場で聴く迫力に近いものがあります。映画などにも良い組み合わせでしょうね。


ただ、どちらも音が強くなるため、設定しない場合と比べると、聞き疲れしやすくなるのはあると思います。しかし、それ以上のものを得られると保証出来るので、是非、自分にあったエフェクトを見つけて楽しんでほしいと思います。サウンドエフェクトはおススメしますよ!

『静寂』を生み出すノイズキャンセリング機能

次はノイズキャンセリング機能についてです。主に外出時に、大きな効果を発揮するのではないかと思います。私は静かな自宅でしか使用していなかったため、これまではそれほどノイキャン性能の恩恵を感じる事はありませんでした。


しかし、試しに外で使ったところ、その効果を体感しました。公式が謳っている『静寂』そのものの仕上がりになっています。人の声や、人為的な音以外はほぼ完全にシャットアウトしてあり、何か聞こえたとしても微かに聞こえる程度です。


ちなみに、私の自宅は田舎の閑静な場所なのですが、それでもこのノイキャン機能を外で使う事で、別の世界を感じました。都会の喧騒でも『静寂』を体験してみたいと思うような機能です。というより、そのような環境でこそ使うべきかもしれないですね(*^_^*)


このノイズキャンセリング機能は自分でも調節する事が出来、ボイスフォーカスというものを使うと、人の声をどの程度聞こえるようにするかの強弱をつける事も出来ます。


例えば電車のアナウンスをヘッドホンを付けたままはっきり聞こえるようにしたり、街中で人の声や広告などを自然に取り込めるというような具合で、様々な場面で役立つように思います。

話すときに便利なスピークトゥチャット機能

聞くだけではなく、自分が話すときに役立つスピークトゥチャットという機能もあります。このモードを有効にし、自分の声をマイクが感知すると再生中の音が停止、または消音し、相手の声を聞き取りやすくして会話出来るというものです。


これはヘッドホンを付けたまま友達と会話する時や、店で店員と話す時などに便利な機能ですね。最もヘッドホンを付けたまま人と会話するのはどうなんだ、という問題はありますが...


このマイクは非常に感度が良いようで、あくびや鼻歌を歌う程度でも停止するような時もあります。それが気になる方はアプリや、タッチセンサーを二本指で触れることで無効にすることも出来ます。

即座に使うクイックアテンション

タッチセンサ―全体を覆うように触れることで作動する、クイックアテンションモードがあります。これは、触れている間は常に外部の音を取り込める機能で、すぐに何か聞きたい時などに便利ですね。街中で映像が流れているが音声がわからない、そのような時はすぐにタッチセンサーを覆いましょう(*^^)v

その他

ヘッドホン本体に《CUSTOM》ボタンがあるのですが、これは外音コントロールや音声アシスタントを自分で設定し、一回押すことで起動出来ます。私はAmazon Alexaを設定しているのですが、Alexa搭載製品と同じような事は大体出来ます。


お気に入りの使い方は、テレビや外出先で聴いた懐かしの曲を再生することです。ヘッドホンのボタンを一回押し、タイトルを発声するだけで好きな曲を再生できる素晴らしさ、これは是非とも体験してほしいです!

仕様表

タイプ オーバーヘッド

 ワイヤレス

 両耳

構造  密閉型(クローズド)

駆動方式  
ダイナミック型

プラグ形状
 ミニプラグ

インピーダンス
 16 Ω

音圧感度
 101 db

再生周波数帯域
 4Hz~40kHz

ドライバサイズ 
40 mm

コード長 1.2 m


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