SONYの感動的オーディオ〖NW-WM1Z〗
今回はSONY製オーディオのハイエンドモデルNW-WM1Z(ハイレゾ対応)を紹介します。最初に言っておきますが、この製品はWalkmanです。
NW-WM1Z
まず見た目なのですが、金ピカです(*‘∀‘) これだけでもかなり目を引くデザインですね。本体シャーシが純銅で、それに純度約99.7%の金でメッキ加工がされ、重さは455g、お値段なんと〇〇万円です。
その当時のSONYの高音質技術を可能な限り詰め込み、コストを気にせず製作されたため、重量や値段もこのような数値になったそうです。超高級Walkmanといっても良いかもしれませんね。私の稼ぎでは、ローンを組まなければ購入できませんでした。興味のある方は是非調べてみてくださいね。
Walkmanなのですが、値段や重さから、とても外出時に使う気にはなれません。万が一紛失したり、落としたりすると大変ですからね(-_-;) 私は自宅で綺麗な本物の音を楽しむために使用しています。
どなたでもすぐに買おうと思われるような製品ではないかもしれませんが、これまでとは別次元の本物の音を楽しみたいという方にはピッタリではないでしょうか。
NW-WM1Z と NW-WM1A
実はNW-WM1Zと同時に発売された、NW-WM1Aという製品を購入しようと考えていました。1Aは1Zに比べ、様々な面でグレードを落としてありますが、決して悪い訳ではありませんし、オーディオファンにとってはリーズナブルなお値段だと思います。
しかし、1Zは凄すぎました。ソニーストアに行き試聴したところ、1Zの素晴らしさにやられ、購入を決意しました。一生モノという言葉がありますが、その通りの代物だと思います。
組み合わせは、NW-WM1ZとIER-M9(SONY製のモニターイヤホン)で使用しています。IER-M9はモニターイヤホンであるため、音がフラットで原音を忠実に再現し、1Z本来の音をそのまま鳴らしてくれます。
ヘッドホンやイヤホン、ケーブルなどこれまで何パターンか組み合わせてきたのですが、私にはこれが最善でした。
リアルで感動する音
音質はフラット傾向で繊細なのですが、力強さもあります。音の端々まで響きわたるのがわかります。どのような曲も楽しめると思いますが、バラードなどのボーカルメインの曲は、特に相性が良いと思います。目の前で歌手の歌を聴く感覚そのもので、感動します。
また、楽器系の音も一音一音極めて精細に鳴らしてくれます。ロック系やダンス系の音も、力強く迫力のある音を奏でてくれます。ハイレゾ(高解像度音質の規格)音源もCD音源も、とにかくリアルで、ずっと聴いていたいと思えるような音であること間違いナシです。
ちなみにCD音源は、アプリ(Music Center for PC)のFLAC(音声データを縮小せず、そのまま転送する)形式で取り込んで楽しんでいます。
自由に選べる高音質化機能
サウンドエフェクトとして、「DSEE HX」や「バイナルプロセッサー」「DCフェーズリニアライザー」や「10バンドイコライザー」など色々なものがありますが、まずはエフェクトを使用せずそのまま楽しんでみてくださいね。
公式もそれを推奨しています。エフェクトを使用せずとも、十分にこの製品の素晴らしさを体験できると思います。それから自分の好みに合わせ、高音質化機能を使えば良いと思います。
「DSEE HX」には、楽曲の特性に合わせて使用できる “スタンダード” “女性ボーカル” “男性ボーカル” など全部で5種類が選択できるようになっています。この機種が出るまでは選択できるような機能はなかったと思いますが、新たに改良され楽曲の特性に合わせて選択可能な「DSEE HX」になっています。
現在は更に進化し、AIが楽曲を分析して高音質化する「DSEE Extreme」になっていますね。やはり「DSEE Extreme」が、一番自然で聴き心地の良い高音質化機能だと思いますね。それがないのは惜しいです。
私のお気に入りで「バイナルプロセッサー」というエフェクトがあるのですが、これはアナログレコード特有の音響効果をデジタルで再現したものだそうです。これを設定すれば、どのような曲もアナログレコードが奏でる温かみのある音を再現できるということになります。
“アームレゾナンス” “ターンテーブル” “サーフェイスノイズ”の3種類から選択でき、これらを組み合わせて最適にした“スタンダード”もあります。私は現在、サウンドエフェクトはこの機能しか使用しておらず、“スタンダード”が一番良い組み合わせだと思っています。
楽曲全体に温かみが増し、一段と響きも良くなります。サウンドエフェクトだけでも色々な種類があり、その変化を楽しむだけでも面白いと思います。自分に合ったものを見つけてくださいね。
仕様表
記憶媒体 内蔵メモリ microSDカード対応
記憶容量 256 G
インターフェイス USB2.0(WM-PORT)
再生時間 33 時間
電池タイプ 内蔵型
DSD対応周波数 DSD256 (DSD 11.2MHz)
サンプリング周波数 384kHz
オーディオ機能
ネットワーク機能 Bluetooth 4.2 Bluetoothコーデック
送信:SBC/aptX/aptX HD/LDAC
受信:SBC/AAC/LDAC
Bluetoothレシーバー Wi-Fi(無線LAN)
本体機能
歌詞表示機能
画面性能
タッチパネル 液晶サイズ 4 インチ
液晶画面解像度 854x480
対応フォーマット
MP3 FLAC AAC ALAC DSD MQA WAV WMA ATRAC HE-AAC リニアPCM
サイズ・重量
幅x高さx奥行 72.9x124.2x19.9 mm
重量 455 g
カラー
ゴールド
今回はここまでの紹介です。次回は残りの機能の紹介をしますね。NW-WM1Zのことがもっと知りたいという方は公式HPへ
https://www.sony.jp/walkman/products/NW-WM1Z/
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