善光寺御開帳&臨時列車の旅
前日まで
『遠くても一度は参れ善光寺』そんな言葉に誘われて
昨年の六月、七年に一度の御開帳ということもあり
善光寺詣でをしてきました。
その時の旅行を振り返ります。
今回は自分の趣味もあり、びゅうトラベルサービスの
ツアーで行くことにしました。
『485系乗り比べ お座敷列車華&リゾートやまどり』
当時引退秒読みと言われていた国鉄485系電車の生き残りである
「華」と「やまどり」の2編成に乗れることもあり
迷わず申し込みを決ました。
一日目
新宿駅から長野駅まで中央本線・篠ノ井線・信越本線を
経由し長野まで向かいます。
途中篠ノ井線では日本三大車窓の一つであり、スイッチバック駅である
姨捨を通ります。三大車窓の内現在鉄道で訪れることが出来る唯一の
区間です(残り二つの根室本線狩勝峠は廃線、肥薩線の矢竹越えは
令和二年七月豪雨の影響で不通、恐らく廃線の見込み)。
途中下車をすれば棚田と合わさった美しい景色が見れる絶景ポイントです。
長野に到着後、善光寺に向かいます。
本来は長野駅からバスで向かうのが王道ですが
時間帯があったこともあり、長野電鉄で向かうことに
憧れだった元小田急ロマンスカーのHiSEの展望車に乗って、善光寺下駅まで
乗車しました。感無量です、、、
というわけで旅の目的地の善光寺へ。
ある程度コロナが落ち着いていたこともあり、賑わってました
訪問時は七年に一度の御開帳でした。左の回向柱が御本尊と紐で
繋げられ、柱に触ることで御本尊に直接触れたのと同じご利益があると
されています。善光寺の本尊は通常秘仏とされていますがこの時のみは
前立本尊(本尊の前にあるレプリカ)が公開されています。
この先は書くと長くなるので割愛(笑)。
二日目
もうひとつの485系やまどりは、快速谷川岳もぐら号として
運転されるため出発駅である越後湯沢に向かいます。
乗車したのは飯山線で運転される臨時列車「おいこっと号」。
飯山線は千曲川沿いに走る山岳路線で、本州屈指の豪雪路線です。
越後湯沢からは485系「やまどり」に乗車。上越線・高崎線を経由し
大宮を目指します。乗車したリゾートやまどりは元成田エクスプレスの
グリーン車用座席を使用したデラックスな座席が有名です。
土合駅は下り線がトンネルの中にあるモグラ駅として有名ですが
今回乗車したのは上り列車のため、モグラ駅の体験は出来ませんでした。
いつか下りホームから450段以上の階段を上りたいと思います。
さいごに
今回乗車した485系は10月末に華が、11月末にジパング(東北地区で運用)、12月末にリゾートやまどりがそれぞれ廃車となったため、現存していた
国鉄485系電車は全て廃車となり、また一つ国鉄型特急車両が本線上から
消滅しました。
個人的には今回の乗車が485系の最後の乗車機会でした。
善光寺詣でについてもしっかり見学することが出来ました。
戒壇巡りが出来なかったことが心残りですが。
次回は晴れた中で行きたいな、夜の姨捨駅も豪雨だったし。
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