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キャリア形成と妊娠出産

学生時代より女性のエンパワーメントに興味関心があり、卒論も北欧における女性の社会進出をテーマにしていました。社会人になってからは、現職にて職場や社会での男女平等を実現するためのボランティア活動を行っています!その活動が個人としてnoteを始めるきっかけにもなり、社外も含めてどこかの誰かの参考になればと思っています💡

その活動の中でもよく耳にするようになったのがキャリア形成と妊娠出産子育てについての不安。今回私自身の経験をまとめたいと思います。


ライフイベントサマリー


前提として私がどのようにこの数年を過ごしてきたかを簡単にお伝えします。

26歳 友人の紹介で夫と出会う。転職
27歳 入籍。直後Covid19の感染拡大で完全在宅勤務へ 結婚式
28歳 自宅購入 社内公募での部署異動が実現
29歳 働いて飲みに行く日々
30歳 妊娠、昇格、出産
31歳 1年の産休育休を経て復職

振り返るとここ数年は常に新しいことの連続。トントン拍子に事が進んでいきました。
元々猪突猛進な性格もあり待っていても何も起きないと積極的に行動するタイプだと思います。仕事は大好きで休むことなく働き続けたい気持ちもありましたが、妊娠出産は女性しかできないことかつ自分の意思や頑張りでどうにかなるものではないと思っていたので授かれるのならばタイミングはいつでもいいよねと夫婦で会話をしていました。

正直どのタイミングになっても悩みは出てくるし、隣の芝が青く見えることもある。自分の置かれた状況の中で物事をポジティブに考えていくしか開かれる道はないといつも思い込んでいます☺️

妊娠中の働き方とキャリアへの向き合い方


「妊娠中っていつごろ上司に報告した?」「妊娠中の業務って実際にどう乗り越えていた?」
この質問をされることが多かったので私の妊娠期間についてまとめていきたいと思います。

上司への報告タイミング

7週目で心拍が確認できたタイミングで上司とチームメンバーに報告していました。

安定期に入ってからというケースも多いみたいですが、周囲に迷惑をかけるシーンも出てくるだろうと思い早めに伝えていました。

働き方や日々の業務

妊娠中はほぼリモートで働かせてもらったこともあり(月に数回出社や顧客訪問あり)、マイナートラブルはあれど大きなトラブルなく日常を送ることができました。

万が一自分が動けなくなってしまった場合に備えて、全てのプロジェクトで細かな経緯を議事録に残す、毎週体調含めたプロジェクトの状況アップデートする時間を作ってもらうなどしていました。

ここは声を大にして言いたい部分なのですが、妊娠も出産も一人ひとり違うし、完全に同じ状況になることはありません。妊娠中はいつ何が起きてもおかしくない。いま妊娠中の方は何よりもご自身の身体を大切にして欲しいですし、周囲の方は自分の奥さんや自分自身の経験を元に判断せずにサポートしてもらえるとありがたいです。

妊娠中のキャリアの向き合い方

先ほどいつ妊娠してもいいと書きましたが、元々今年度(妊娠した年度)で絶対に昇格するぞと強い意気込みがありました。妊娠が判明し嬉しい反面、今年度が勝負の年なんだと思っていたので急に不安に襲われました。またコロナもあり業界全体の景気が悪く、昇格の枠がないかもしれない、そんな状況でした。

上司には今年度昇格するために何をすべきなのか、産休に入る人間は昇格することが可能なのか、これから産休に入るというのに欲張りなのだろうかなど率直に思っていた疑問や不安を相談し「産休に入るからという理由で何かが変わることはない。」と言われてほっとしたのをふと思い出しました。

昇格も自分の頑張りだけでどうにかなるものでもないので、まずはやれることをやり切り掲げている目標を達成しようと気持ちを切り替えました。もしも達成して昇格の枠がなくてもやってきた努力は無駄ではなしいつか必ず報われると思っていました。

そんなこんなであっという間に時が経ち、無事に年間の目標は達成。産休入るタイミングで昇格を言い渡されたときは本当に嬉しかった。自分の力では到底到達できず、上司やチームメンバーのおかげでした。

最後に

このパートではキャリア形成と妊娠出産について書きましたが、今後は復職後のキャリア形成と子育てについて日々葛藤しながら過ごしていくことになりそう。先輩パパママからのアドバイスをもらいながら、復帰一年目のリアルなワーママの日常をまとめていきたいと思います✍️

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