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テレビ朝日ドリームフェスティバル NiziUの話【アラ還の徒然ライブ記】

正直、今回のテレビ朝日ドリームフェスティバルはNiziU目当てだ。
私自身はメンバーの名前もよく知らないし、ファンというほどでもないのだが、家族がオーディションからずっと嵌まっており、家族サービスの一環としての参戦である。

とはいえ、23日の参加アーティストは、EXILE ATSUSHI、Bish、Creepy Nuts、Vaundy、緑黄色社会、そしてNiziUという豪華メンバーで、
RSRでCreepyに嵌まり、最近Vaundyをヘビロテしている私にとってもとても楽しみなフェスであることに間違いはない。

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15時に始まったフェスは、ATSUSHIの「Choo Choo Train」、Bishの「サヨナラサラバ」、Creepyの「2way Nice Guy」、Vaundyの「怪獣の花唄」、緑黄色社会の「Mela!」などで私の両肩とふくらはぎを十分に痛めつけたのち、20時からのNiziUのステージを迎えた。

NiziU目的だと思われる小学生くらいの子供連れの観客が結構いる。ここまでよく頑張ったね。さぁNiziUだよ。

やっぱり名前はわからないが、顔は覚えた(ような気がする)。
女子が可愛い、という女の子は男子から見るとそうでもない場合が多いと思っているが、NiziUの9人はみんな可愛い、かもしれない。
何より、オーディションから一貫している彼女らの一生懸命さは、今回のステージからも十分伺えたし、とても好感が持てる。

正直、彼女らの曲は、デビュー前の「Make you happy」以外ちょっと残念な曲が多い。なぜ、TiktokでバズるKep1erやTwiceのような曲が提供されないのだろう。JYPの限界か。
曲自体売れていないからNiziUオワコン説も絶えない。

それでも彼女らは実際絶大な人気がある。なぜか。

テレビの公開オーディション番組で、時には挫折しながらも頑張る姿、厳しい審査の末に選ばれて涙するところまでを皆が観ているから、というのは、
他のアーティストでは真似のできない、真似のしようがない圧倒的な強みである。共感力が違う。
若い人は自分を重ねて、自分も頑張れるかなと思う。
それなりの歳の人は、夢をつかんだ彼女らに、自分が実現できなかった夢を託すような気持になる。
もう少し年上の人は、自分の子供を見るような気持ちで彼女らを見ることになる。
何となく感じていたことを改めてこうやって文字にしてみると、NiziUって凄いな。

今回はステージが遠く、生NiziUを観たという実感が今一つだったから、東京ドーム公演、申し込んでみるか。

当日は並行してテレビ朝日でミュージックステーションを放送しており、NiziUはフェスでのパフォーマンス終了後に、ここ幕張からの生中継で出演した。嬉しいボーナストラックだ。

放送されていたミュージックステーションの映像が会場にも流れていたのだが、こちらにも出演していたCreepy Nutsがスタジオにいたのには驚いた。
NiziUの紹介の時のDJ松永の微妙な表情が何とも言えず印象深い。

「全然触れられてないけど、実は俺らもそこにいたんだよなぁ。」

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