見出し画像

去年の今頃

匠海と一緒に、歩いてくれる皆のおかげで匠海は立っている。当たり前では無い。
生きていることも、「生きていていいんだよ」「生きていてくれて有難う」と言われる事も全て当たり前では無い。全て、すべて奇跡なのである。
何度も言うが、生きていることは当たり前では無い。その事に気が付かせてくれた皆に感謝しかない。

去年の今頃は、ひとりぼっちだと思っていた。
「消えてしまってもいい、消えたい。」と思っていた社畜時代の匠海だ。

「誰も助けてくれない。今の仕事辞めさせてもらえない。辞表出して受理されているのにもう1年経った。辞めては行けない。ただ辛い。消えたい。もう、頑張れない」そんな事を思う毎日だった。

生きる事を諦めていた。消えてしまってもいいと本気で思っていた。



そして、配信を初めてからも「私を応援してくれる人なんか居ない」と思っていた。しかしそれは違って、どんどん増えていった。目標も増えていき、達成した目標も増えた。どんどん増えた。欲張りになった。

「頑張れるかもしれない」と思えるようになった。そこから「頑張りたい」に変化した。

予定もきちんと書いて、持病と向き合うために消えてしまう記憶を繋げるために、手帳やノートに沢山書くようになった。記憶が飛びにくくなった。何度もチェックするようになった。
語彙力が足りないから、本も空き時間に読むようになった。哲学や心理学が多い……他の本も読まなくてはと思っては……いる。(多分)
お薬もきちんと飲むようになった。飲む度に「治りますように」と思いながら。願いながら。しかし、中々治ってくれない。仕方ないのだが、焦ってしまう匠海もいる。


生きていくのは大変だ。当たり前を当たり前とは思わず、これからも前に進んでいきたいと思う。
それは、人とは違うペースかもしれない。遠回りなやり方かもしれない。しかし、どんどん行動する事で見えてくる何かもあるはず。
そう思って進むしかない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?