求ム! お調子者警戒アラート
今週の『虎に翼』…とにかく思い当たるフシしかなくて
いたたまれなかったなあ…
日本で最初の女性判事をモデルにしているだけあって、
そのしんどさや過酷さは想像に難くない。
でも、それは、法曹界にはまるで縁の無い人間からしたら、
あくまで想像でしかない。
ただ、今週のテーマである「調子にのって大層やらかす」は
もうただただ身につまされることしかなく…!
周囲の人たちのやさしさや思いやりがまた切なくやっかいで、
「ちょっと知り合い」くらいの人たちの無遠慮さや無関心さがリアルで
…余計にイタい。
身に覚えがありすぎる当方として、今回のお話から教訓にすべきは
人は頑張っているときほど調子にのりやすく、
調子にのっているときほど盛大にやらかすということ。
そう、考えてみると、思い出す度に悶えたくなるほどのやらかしは、
全て何かしら調子に乗っているときだった。
本当にお願いだから、「こいつ調子のってるぞ」がすぐにわかるような
お調子者警戒アラートを誰か開発してくれはしまいか。
(誰かがチベットスナギツネみたいな目でみてくれるだけでもいいのかもしれないけど)
人類が少し賢くなれる発明のようにおもうのだが。
とにかく、頑張っている人は
自分が頑張っているという理由だけで
いろんな事が免除されると思い込みがちだ。
そして、周囲のやさしい人たちも「頑張っているんだから仕方ない」と
そっと見守りがちだ。
でも、冷静に考えるとそんなことはない。
寧ろ誰かがフォローしてくれているからこそ、自分のやりたいことに集中して頑張れているのだ。
だから、頑張っているときほど「自分は頑張らせてもらって、大変ありがたいな」という謙虚な気持ちを忘れちゃいけない。
『虎に翼』の主人公、寅子は、その辺エライ。
「やからした」と気づいてからの動きが早い。
すぐに謝罪と反省ができる。
やっぱり、そうだよな。
歳を重ねると自分のやらかしやミスに対して鈍感かつ傲慢になる傾向があるけど、そんなのホントにかっこ悪すぎる。
誰かのチベットスナギツネ目を見かけたら「うわ、やばい」ってすぐに気づいて、改められる人でありたい。
そうゆうオトナのほうがずっと格好良いもんな。
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