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大学院とインターンの両立したら後回しが下手になった

こんにちは、ta9tです。
無事修論を書き終えたので、ぼちぼち書きたかったことを綴っていこうと思います。(って言って1ヶ月経ちました)

2019年度はしんどさ ≒ 充実だった

早速本題なのですが、割と早めに就活を終えた自分は研究をしながら内定先でインターンをすることにしました。

しかし、大学院 ⇄ 家 ⇄ 職場はどことっても往復2時間くらいかかるし、TXの料金は往復で3,000円くらいかかるしで「時間」「お金」「体力」全てが削られた1年でした。

ただ内定先の環境はとても良く、「やりたかったこと」が出来て、自分の未来にワクワクできるようになった1年でもありました。内定者インターンの話はまた別のnoteで書こうと思ってます。

このnoteでは、大学院とインターンの両立を1年間続けた結果味わった現実について述べていければと思います。

言い訳は通用しない

人から見たら好きで大学院に行ってる訳だし、希望してインターンをしている訳なので、片方が忙しいから片方は出来ませんでしたは通用しません。

どちらもやらなければ進捗は生まれないし、やらないと誰かに心配や迷惑をかけてしまう。なので、どちらかに重きを置くとかではなく、どちらにも重きを置かなければならないのです。これが非常に難しく、インターン始めたての頃は研究が疎かになってしまい、指導教員の先生に「もうそろそろ危険です」と言われてしまったこともありました。

また、基本的に大学院というのは研究するために行くところなので、「そもそもインターンしながら研究するなんて!」みたいに言う方もいます。ただ自分の場合は、D進するつもりが無かったため、自分のこれからに活きることにも時間を使いたいと言う思いが強くありました。そのため、多少無理して大学院とインターンを両立することを決めました。

時間が無いと後回しにできない

自分は企画職のため、基本的にリモートワークはできないし、研究も被験者実験が必要だったため、実験協力者を集めたり、実験をしに大学に土日も行ったりする日々でした。さらに言えば、移動だけで往復2時間はかかる。

となると自ずと時間が無くなるんです。そして、自明なんですけど「時間が無いと後回しにできない」んです笑 そして、「やらないと何も進まない」んです。これもまた自明ですね笑

そこで自分が行き着いた結論は「やりたい時にやるのが一番効率がいい」でした。あ、これも自明ですね笑

例えば、家で作業をしていてゲームがやりたくなった。そしたら作業をしながらゲームをやる。で、どちらかに集中し始めたらどちらかをやめる。一応やりたい内容で研究していたので、いつもゲームになっちゃうなんてことはありませんでした。ゲームも負けが続いたりすると飽きますし。

あとは一旦嫌なことから逃げる。これも大事です。ここでオススメなのは「お風呂に入る」です。自分はどうしてもやる気が出ないって時、お風呂YouTubeを見て、暑くなったら出るみたいなことをしていました。お風呂のいいところは、「家から出なくてもいい」「1人になれる」「疲れが取れる」などです。つまりストレスや疲れが溜まるといったネガティブなことになりにくいんです。

「逃げる」って「後回しにしてるじゃん」と思う方いると思います。でも自分からしたら「お風呂に入る」「YouTubeを見る」もいずれやることです。我慢なんかしたら体に悪いです。なので、それをやりたい時にやると言うことは後回しにしてないんです。

先を考えた上での最善の決断が出来るようになった

「後回しにしない(出来ない)生活」をした結果、自分の体調やタスク処理能力への理解が深まりました。これにより、自分も周りも比較的ハッピーに物事を進めることが出来るようになった気がします。

「これ無理したら体調崩すから早めに休もう。体調崩したら自分も周りももっとしんどくなる」とか「この仕事は多分終わらないから、引き継ぐべきだ、ギリギリまでやるより早めに上司に相談しよう」みたいな先を考えた上での最善の決断が出来るようになったことで、割と気持ちよく色んなことが進むようになりました。

これは恐らく「後回しに出来ないくらい時間がない」生活じゃないと得られなかったことだと思います。これが出来るようになったことで、仕事と研究の両立も無事終了し、この記事を書いています。

ただ、正直自分だけではどうしようも出来ないこともたくさんありました。その時は色んな人に助けてもらってどうにか乗りきることが出来ました。人に感謝する機会が増えたので、心から感謝する感覚を感じることが出来たのも良い経験だったなと思います。

「こなす」になってるならやめた方がいい

最後に今後院進する人にアドバイスなのですが、「周りがやってるから」みたいな理由でのインターンもするのは控えた方がいいと思います。理由は「こなす」で終わってしまうからです。「こなす」と言う行為が目的に直結することが少なく、「こなす」を続けた結果「自分に出来ること」が見つかり初めて生産性が生まれると思うので、こなすので精一杯になりそうならやめた方がいいです。人は生産性が無いことに気づいた瞬間、理性が無い選択をしようとします。それによって研究もインターンも共倒れしたりするともっとしんどくなるので、そうなる前に「やりたいこと」「できる範囲で」やっていくことが大事だと思います。

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