ロールモデルになる

久しぶりに後輩と食事

12月も中旬になり忘年会シーズン真っ只中ですね
今年は体調が芳しくなく、いくつかキャンセルもさせていただいたのですが(本当にごめんなさい)
昨日、前職の後輩と食事をしていて
「今度、社内で昇格審査があって、上司や役員の前でプレゼンしなければならない」
という話が出まして。
役員に対してプレゼンするということは高いポジションなんでしょうが
そのテーマが「女性社員のロールモデルになる」とのこと
その後輩は女性で社内で初めて産休育休を取得した2児のママさんでして、会社からも若手女性社員のロールモデルになってほしいという思いから
「ロールモデルになるために私はここに課題があって、その課題をこう解決してロールモデルになります!」
という内容でプレゼンせよというお題が出たようなんです。

「ロールモデルになる」ということを本人の目標に設定している違和感

その話を聞いてふと思ったのが
「ロールモデルって本人がなりたくて努力するものなんだっけ?」
ということ
ロールモデル、、、平たく言うと後輩に「あの人みたいになりたい!」と思ってもらえる人物になるってことだと思うのですが、
これって、狙ってなるものなのかなぁ?
日々の行動、歩んだキャリアに対して後輩が「この人みたいになりたい」と思ってもらえるかどうかってことなので、本人からしたら結果論というか、「結果、ロールモデルになっていた」って感じが自然じゃないかと思うんですよね。。。

組織がロールモデルとして育てるというのは分かる

あと、当人ではなく組織が若手社員がお手本にしてほしい人材を選び、ロールモデルとして育成する。
っていうのだと分かるのです。
「あなたには若手社員のロールモデルになってほしいから今後こういった機会提供をしていきたいと考えている」
と上司が本人にも提示した上で計画的に進めるとか。。。
「ロールモデルになる」ではなく「ロールモデルにしていく」なんじゃないかなと、、、

後輩には、、、

結果、その後輩には
「自身はロールモデルが居なくて困ったこととかあるのかな?もしあるなら同じ"困った"を後輩も思うことがないように、自分がこれまで経験してきたこと、判断してきたことを後輩に伝える機会を積極的に作って、後輩がその内容に共感すれば自然とあなたをロールモデルにするし、後輩が「ちょっと考え方、価値観が違うな」と思えば別のロールモデルを探すから」
というような話をしました。

役員プレゼンは来週のようなのですが、直前に惑わすようなこと言っちゃったかなぁ。。。。


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