病は気から
中学2年の冬に突発性上室性頻拍になった。
不整脈の一種で突然脈が180とかになる。
サッカーの練習で真夏、真冬の時に厳しいトレーニングや疲労が溜まっている時に自分は発作が起こりやすい。
この発作が起こると頭で脈が取れるくらいになり、大袈裟だが痛くて寒くて苦しくて死ぬんじゃないかって気持ちになり、救急車で運ばれたこともある。
大学3年の時にはカテーテル手術を受けたが治すことができなかった。
前の記事にも書いたのだが、高校の最後の大会を怪我でプレーせず心残りがあり大学でもサッカー部に所属してサッカーを続けていた。
ただそこでも不整脈は起き思うようにサッカーが出来なかった。
手術を終え就活を終え、大学生活もラスト一年と差し掛かった時にこれまでのことを振り返ってみた。
僕はサッカーが上手くない、プロにもなれるレベルではない。
ただこのまま卒業したらまた高校の時と同じことの繰り返しと思い最後の一年はほぼ毎日練習して、とにかく悔いが残らないようにだけしようと決めた。
すると不思議なことに今までと同じトレーニングをしてるのに、不整脈がほとんど起きない。
起きてもすぐに落ち着けて再び練習に戻ることができた。
その差は何か。
覚悟だと思う。
馬鹿になること。と言い換えてもいいと思う。
生きていてどうにかならないことがあるが、自分で諦めたら完全にどうにもならない。
やり切った結果が側から見たら成功ではないかもしれないが、自分の気持ちに嘘をつかずに今後も生きていく。
その先にまたいろんな道が見えて来ることがある。
泥水すすって這いつくばって今の仕事を成功させたい。
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