仲間がいなくなる時

※ネガティブな内容のため、
 ゲーム名などは伏せさせていただいてます。

趣味が同じで知り合った人が居た。
当時の自分は配信活動を積極的に行っていて、
同じゲームでネット対戦をし、
SNSで繋がり、リアルでも会い始める。

互いに家を行き来したり、
そのゲームのゲームセンターバージョンがあったため
ゲーセンで集ったりした。

かなり楽しかった。
仲間ではあるが対戦中は敵でありライバルである。
そう来るならこう返すみたいな切磋琢磨も楽しかった。

このまま継続していけたらいいなと思っていた。
そして、そのゲームのナンバリングタイトルの続編が出て、
さらなる盛り上がりや繋がりが補強されていくと信じていた。

そのゲームの新作がコケた。

年度末に合わせたかのような明らかに未完成で、
アップデートも頻繁にあった。
直接の仲間内でない人も
ゲームの不出来に怒り、批判し、去っていく。

それでも自分たちは割と楽しくやっていた。
と、同時にそれぞれが別のゲームや
別の遊戯に傾倒して行き、
細分化されていった。

自分自身興味があるけどプレイはせず
他の人達を見ているだけでも面白かった。
傍から見ればぼーっと眺めてるだけだったけど
脳内で色々と自分にない発見とかがあり、
いいなぁって思ってた時に言われた。

「なんか無理に付き合わせて
 しまってるような感じで申し訳ない」

え、そんなつもり無いんだけど思いつつ、
次第に疎遠になっていく。

今思えば
(コイツ要らなくね?)

だったかもしれない。

被害妄想かもしれないけど。
次第に自分抜きでも別の趣味だけで
会ってた事が多くなり、孤立する。
明らかに出会ったきっかけになった
ゲーム以外はお荷物みたいになってきた。

そしてトドメを刺すかのように
そのゲームがやはり序盤の不振を挽回できず
アップデート休止と相成った。

今ではSNSなどでたまに絡む程度。
喧嘩とか不仲とかそういう訳ではないけど
次第にそうなっていったので
良くも悪くも区切りがついていない。

あー、でも唯一ひとりだけブチ切れた人は居た。
その人とは最初SNSだけのやり取りだったけど
自分の配信には必ず居てくれるいわば常連だった。

ただ、その人は対岸の火事のようにSNSや配信上で人を弄り
明らかに距離感が見えてないなという欠点があった。
そこまでだったらまぁ自分も大人なのでスルーしていたけど

ある時
自分が会ったことある人の
悪口を言い始めた

もちろんその人はSNSの殻から出てこない。

会ってもない奴の何がわかるんじゃボケーを

オブラートに包んで問い詰めたけど
のらりくらりと下手な言い訳し始めるから

「よし、じゃあ俺がお前と会ってやるよ」

と、ガチ詰めしたらその人が途端に日和りだしたので
ん、ゴミ以下と思ってブロ解してミュートしました。

あ、でも今でもリアルで会う人達も当然居ますよ。
いやまじでまじで。

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