IPマスカレード(NAPT)
こんばんは。
今年29歳。今年からIT企業へ転職するジュンです。
転職には関係ありませんが、基本情報技術者試験に合格するため、学習中です。
試験勉強した上で、過去問を受けて間違えたもので理解できなかったことを投稿します。
基本情報技術者試験を受ける方に、少しでも助けになれば嬉しいです。
一番は自分の覚書の目的ですが。
参考記事
以下の記事を参考にさせていただいております。
↓いつも佐々木真さんの記事には助かっています!ありがとうございます!
https://wa3.i-3-i.info/word11979.html
https://wa3.i-3-i.info/word11980.html
IPマスカレードとは
IPマスカレードとは、2つのネットワーク間(WAN/LAN)でIPアドレスやTCP/UDPのポート番号を変換して限られたIPアドレス資源を有効に使うための技術である
ポート番号を利用することで、1つのグローバルIPアドレスと複数のプライベートIPアドレスを紐付けて変換する技術
わからないワード
・WAN
・LAN
・IPアドレス
・TCP
・UDP
・ポート番号
・グローバルIPアドレス
・プライベートIPアドレス
簡単に言うと
wifiルーターを使って、インターネットをiPhoneとiPadで利用するための仕組み
IPマスカレード(NAPT)はルーターの中に実装されている
ルーターは、ほぼIPマスカレード。
IPマスカレードの役割としては
例えば、自宅LAN内のPCがインターネットに繋いでWebページを閲覧したいとする場合
PCは自分のプライベートIPアドレス(自宅LAN内の住所)からインターネットのWebページと繋がりたいとルーターに送ります。
それを受けてルーターは、IPマスカレードの技術を使って、PCのプライベートIPアドレスにルーターの持っているグローバルIPアドレス(WAN内の住所=自宅のルーター)に変換します。さらに、PCからのリクエストであるということをわかるようにポート番号をつけて、インターネットのWebページにリクエストします。
インターネットには、グローバルIPアドレスとポート番号が届き、WebページをグローバルIPアドレスとポート番号宛に返します。
インターネットから返されたWebページを自宅ルーターが受け取り、指定ポート番号をプライベートIPアドレスに変換して、LAN内のPCへWebページを送ります。
これでPCでWebページを閲覧することができるようになりました。
その他のIPマスカレードのメリット
セキュリティの向上が期待できること。
WAN側(インターネット)からは、自宅LANのプライベートIPアドレスは、隠されているため、WAN側から攻撃がされにくくなる。
基本情報技術者試験の問題として問われる部分
平成28年度春期午前問33では
「プライベートIPアドレスをもつ複数の端末が、一つのグローバルIPアドレスを使ってインターネット接続を利用する仕組みを実現するものはどれか。」
という問題の答えが「NAPT」だった。
平成29年度春期午前問32でも同じような問題が出されている。
午前問題においては、この基本的な役割を理解していれば、解答できる。
キーワードは
「1つのグローバルIPアドレス」と「複数の端末(プライベートIPアドレス)」
最後に
試験勉強をしながら、このように理解できなかった仕組みや単語を自分の覚書として、投稿する方法を試してみました。
自分なりの解釈であり、間違えている部分もあるかと思いますが、理解の助けになれば嬉しいです。
試験勉強、一緒にがんばりましょう!