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【vol.7 トレーニング兼充電期間で得たこと】


韓国での旧正月と、そしてバレンタインを何事もなくスルーし、いよいよKBL初年度ラストスパートに向けて気が抜けない毎日を送っています。

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、年末から実は8ゲームほど欠場した期間があってその時の舞台裏を明かそうと思います。
本邦初公開的な!笑

韓国は10チームによる、総当たり戦でレギュラーシーズンが行われ、
合計6回も同じチームと対戦します。
なのでレギュラーシーズンが合計54試合となります。

その日は、アウェーからの帰宅後に監督からの突然の呼び出しというサプライズに遡ります。。。

3Round(1Round=各チームと1試合ずつの合計9試合というシステム)の日程が半分ほど過ぎた時でした。

『開幕してここまでよくやっているが、体のパワーも落ちてきているし、
試合中も相手に絶対負けないというギラギラするメンタルが薄れている。
 少し休んで、体をもう一度作る時間が必要だ。怪我人も帰ってきて、新人ドラフトで選手も補強したので今がそのタイミングだ。』


慣れない環境で右も左もわからずシーズンをがむしゃらに突っ走ってきましたが、監督が求めるコートでのパフォーマンスに達していませんでした。

『韓国と日本のバスケットボールは全く違う。
スタイル自体が異なるため適応するのは簡単ではないし、体力的な部分でかなり消耗している。経験豊富な外国籍選手でも苦しむ選手がいるし、海外で長く生活するのも初めてで見えない大変なことも多くある。
 コロナによってオフシーズンに日本で準備できる環境も制限され最低限のことしかできていないし、チームへの合流も予定より遅れてしまったことなども影響があるだろう。身体ができていない。』

と言われました。


振り返ると、『オフシーズン』って初めてでした。
3回の特別指定選手の期間が終わると、すぐに大学のシーズンに突入だったし、昨年のプロ契約後の初オフはコロナ+韓国へ挑戦。

オフって何するんだろう?どう準備するんだろう?
計画的なオフシーズンを送ったことがなく、改めてオフシーズンの過ごし方が重要だと韓国に来て突きつけられた感じです。


8ゲームの欠場期間は、ここで戦える身体と体力をつけるためヘッドトレーナーとマンツーマンでのトレーニングをしました。

監督にはよく
『日本で、楽なバスケをして怠け癖がついた』
『遊んでいた』

と言われますが、
僕だって

『頑張って上のレベルでプレイできるように準備してきた!』

という反骨心や自負を持っていましたが、
いま思うのは確かに『やりたいこと』だけやって
本当にやっていかなきゃいけない土台の部分や基礎基本の部分
を疎かにして、
『派手なプレイ』や『華麗なプレイ』をする方に目がいってしまっていたなんていうことをすごく感じています。

そういう意味では韓国に来てまずそこに気付けたことが大事だし、肌感覚で感じないとわからない部分だなと思いました。

ということで
午前午後でのトレーニングと夜のシューティングという3部練の毎日が続きました!
午前はガッツリ重りを持ってのウエイト
午後はコートでラダーやミニハードルを使ったアジリティー系とランメニュー
夜のシューティングは500本ぐらいは打ち続けていました。


欠場の記事ものせておきます👌


この期間に感じたこと、思ったこと、考えたことは本当に自分にとって必要な時間でした。


次回は充電期間を終えてどう変わっていったのかを書いていきます!








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