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【vol.4 コロナで海外に渡る大変さ】

アンニョンハセヨー

コロナが急速にまた流行ってきていて予定されていた練習試合なども中止となりました。本当に開幕できるのか不安ですがコントロールできることに集中して日々の練習に励んでいきたいと思います。

こんな状況なので今日はコロナながらも海外に行くという事を選びどんな苦労があったか、入国から隔離生活なんかを振り返ってみようと思います。

なかなか経験できることではないしもう二度と経験したくないですね笑

1.契約から入国まで

韓国は日本ほど入国制限に関しては厳しくなくvisaさえ持っていれば行けちゃう感じでした。日本は在留資格なんかを持っていないと入国すらできないので信州に韓国から挑戦するヤンジェミン選手なんかは未だにチームに合流できてないみたいです。

ただそのvisaも普段だったら2週間ほどで出ていたものが4週間ほどかかると言われたわけです。完全にコロナの影響を受けまくっています。

本来は7月19日のDBの合宿から参加予定のつもりでいたので7月上旬には渡韓して2週間の隔離をしてチームに合流というのが当初の予定でした。

6月16日に契約が決まりvisaの発給が7月9日だったので3週間ちょっとかかりました。これでもめちゃくちゃはやくなったんです。なぜ1週間ほど短縮できたのかこれには理由があります。

領事館での手続きが終わり4週間もvisa出ないのかーと落胆していたところりょんぎさんの人望が凄まじさを発揮します。

領事館の中に大韓体育会という部署がありそこの専務理事さんと面識があったのです!!

急ぎでvisaを出せませんかとお願いしたところ、迅速に動いてくださり早まることになりました。この時専務理事に会えたのも奇跡。もし居なかったらもっと遅くなっていたのか。

本当に申請してる人が多くいる中で推薦状付きの<超特急人物>として申請を挙げていただきました。

そんなこんなでコロナ渦の中では異例のスピードで発給が無事に済みました。

そしてなんと大韓民国大使館の大使に激励をいただきました!!!

色々と無理を言って迷惑をかけたのにも関わらず<日韓の関係がスポーツの力によってより良くなるように!>と言葉を頂きました。

大使館なんて一生入ることができないと思っていたし、ドラマの世界の話で建物なんかもドラマで見たことあるような作りで本当に貴重な経験を積みました。

大使館のYouTubeチャンネルです!大使館のことがよくわかる動画を載せておきます👍

僕のインタビュー動画もぜひ!


2.いざ入国!

7月9日にvisaが発給され次の日に飛行機で出発しました。

このスピード感すごい行動力やなと改めて感心

まずびっくりするのは空港の人の少なさですね。チェックインカウンターはほぼ空いてないし電気もほぼついてないなんだか不気味でしたね。。当然飛行機もガラガラでしたしこんなに普段とは違うのかと驚かされました。

羽田からの便もなく成田から飛んで仁川空港に到着

コロナ対策のアプリ登録のカウンターができていてそこでアプリをダウンロードします。常に居場所がわかるようにするためだそう。GPSで常に見張られる。

そしてここで一緒に来ていた二人とは一旦別々になります。二人は韓国籍を持っているので僕は外国人パスポートの列へと行きます。

そこで必要になったのが滞在先の住所と韓国でつながる電話番号が必須になっていました。僕は持っていなかったので通訳の電話番号を登録しました。そこで電話をかけて繋がらなければ入国できない感じでした。

通訳が隔離する場所などの確認をしてやっとイミグレーションに到達!荷物を受け取りやっと出口まで来ました。

空港からはジャンボタクシーで原州まで行きます。途中でパーキングに降りてトイレに行くのもダメみたいで徹底されています。

仁川空港に着陸してから手続きで空港を出るまで約2時間を要しました。こんなに時間がかかると思っていなかったしコロナ対策が入念に行われていました。

3.隔離生活

チームが用意してくれたアパートで3人の共同生活が始まりました。

8:00 起床

8:30 朝食

9:00〜12:00 韓国語レッスン、掃除など

12:00 昼食

13:00 昼寝

15:00 トレーニング

19:00 夕食

20:30 シャワー、ストレッチ、フリータイム

24:00 就寝

だいたいこんな感じの生活を2週間過ごしました。

外に出たのはpcr検査を保健所に受けに行った2回だけ。

本当によく耐えたなと思います。チームが何から何まで揃えてくれて食材に困ることもなかったし市からも必需品が届いたりとなに不自由なく出来たので本当に感謝したいと思います。


大変な時期にも関わらず色んな人に助けられ、支えられ今こうしてチームに合流し活動できていることが本当に恵まれているなと感じます。

また、つくづく自分は運を持っているなと思います。

#TA1 #中村太地 #KBL #原州DBプロミ






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