お金の使い方の話。

こんにちは。札幌市在住・たまです。
自宅の旭山桜の盆栽が開花し、ちょっと早めの春を感じているところ。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

今日はお金の使い方の話をば。

耳タコなセリフ

僕は、2年ほど前に個人事業を始めて、ようやっと生活が成り立つようになってきたところ。
おかげ様で食べることに困ることは無く来れたし、支払いを滞らせて他人様に迷惑をかけずに来ている。

そんな感じて来たこの2年間でよく聞かれた質問がある。
「稼いだら乗りたい車って何?」
「稼いだら身に着けたい時計ってどこの?」
「稼いだら、どこのブランドのスーツが着たい?」

最近は少し変わってきた。
「少し売上が得られるようになったんだから、いい車に乗ったら?」
「少し売上が得られるようになったんだから、いい時計したら?」
「少し売上が得られるようになったんだから、いいスーツ着たら?」

その質問に対して、こころの中で放った言葉はこうだ。

いや、要らねぇし

価値観は様々だ。それは分かっている。
が、偏っていやしないか。

いい車に乗って、いい時計をして、いいスーツを着ることが”万人の幸せ”だと思っている人、多くないか?

まぁ、別にそれぞれの勝手だけど。

”いい”って何?

で、ここまで書いてきた”いい○○”の”いい”って何という話。

”いい”車って何?燃費?形?乗車人数の多さ?
”いい”時計って何?正確性?形?キラキラ感?
”いい”スーツて何?生地のさらさら感?ブランドの名前が入ってること?馬鹿には見えないこと?

人それぞれの価値観で”いい”って違うはずなんだけどね。
多分、今まで僕に上記のセリフを下さった方々の”いい”はイコール”高額”であったと思う。

色んな人から数回にわたってこのセリフを言われると、その価値観が正解(常識?)なんじゃないか、って心配になった時間も通算で2秒ぐらいあったと思う。

でも、やっぱり要らない。

車は安全に走行できればいいし。
時計は正確に時間がわかればいいし。
スーツ(含めて服装)は清潔感があって動きやすければいい。


しかし、なぜあんなにもみんな高い車や高い時計や高い衣服やらが好きなのか?
そして、何故その価値観が万人のものだと思っているのか?

きっとこの疑問は疑問のまま、僕の人生は終わるんだろうな。

ちなみに

僕のお金は、CDとレコードと本、あと、将来への投資に消えている。
価値観は人それぞれ。

お金の使い方も人それぞれ。

押し付けることも、押し付けられることも、しない。