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Fukushima50 雑感

やっぱり忘れもしない3.11
中学校の卒業式の後のクラス会で
カラオケのシャンデリアが大きく揺れ
すごく怖かったのを覚えています。

ただでさえ地震、津波だけで
充分すぎる地獄絵図だったのに
間髪入れずに福島第一原子力発電所での
放射能漏れ、1度で終わらない水素爆発

海外メディアがここに描かれていた
原子力発電力で奮闘した人達のことを
fukushima50と読んでいることを
初めて知りました。

F1で働くみなさんが
決死隊に手を挙げるときのように
あんなにみんな自分、家族第一でなく
動けたのかということ。
今でこそ福島原子力で働く友人を知っていますが、そんなに責任感を持って仕事しているようには思えません。
僕は帰らせてもらいます…なんていうタジタジハゲおじさんが悪役ではなくああいう人はもっといたはず。
フィクションを含め、感動を含ませたストーリーだとしても彼らに拍手です。

原子力エネルギーの問題は難しい話として
痛かったのは
米軍の会議で唯一、原発を経験した
国なのにこんなに対応が遅くて
日本はどういうことだ、というところ。
ただ海外のニュースのシーン、米軍の会議、などなど陳腐だなと思いました。
安っぽい。急にリアルじゃない外人かき集めて演技させました感。

日本のおじさん俳優陣はいいですね。
佐藤浩市さんが父に似ているのでパパ頑張れ!なんて思ったりして。
おじいちゃんが息子に会えたときの演技なかなか出来ないですよね凄い

これを映画にしようとしたのは
攻めだと思いした。9年しか経っていない(9年も経ちました)中で福島で原発で大変だった人はこの作品を見たいと思うのか。家族を亡くなられた方は見に行こうと思えるのか。東電で働く人はどんな気持ちでみるのか。