僕が漫才に魅せられるワケ

ちょっと長文で語りたくなったので、柄にもなく熱く語ってみます。

M-1敗退から3ヶ月が経とうとしているが、未だに引きずっている今日この頃。
「お前まだ引きずってんのか」ってツッコミが入ると思います。僕も第三者ならそう言うでしょう。
ただ、僕は常日頃から「笑いを取れるやつが一番強い」と思っています。
まあこれは正直なんの才能もない奴の負け惜しみなんですけどね。多分僕が金持ちだったら「金が一番強い」とか言ってるんだと思います。

でも、そんななんの武器もない人間でも、自分の口先一つで人間の感情を揺さぶる、これって凄いことだと思うんです。
気分が落ち込んでる時でも、漫才を見て思わずクスッとしてしまう、喜怒哀楽で表現するなら哀から楽へ感情を切り替えさせる、これが口先だけで出来るから笑いが取れるやつは強いという僕の理論です。

その中でも、僕が「漫才」というカテゴリに取り憑かれた理由は、やっぱりその奥深さでしょう。
ただ面白い事を言えばいいだけではなく、テンポや間の取り方、呼吸の一つや仕草、語り出したらキリがないくらいの要素が重なり一つの漫才が出来上がる。いわば芸術作品の一つと思っています。
同じ台本でもやる人間が変われば別のものになるのが漫才の面白さで、おそらく2019年のM-1で爆笑を掻っ攫った、ミルクボーイの「コーンフレーク」も僕がやれば1回戦が突破出来るかも怪しいと思います。

そんな作品を作り上げて、笑いが生まれる、だから漫才って自分ですると尚更面白いしやめられないんです。ここぞ、って時に狙い通りの笑いが起きた時は中毒性がありますね。

そんなこんなで語ってみたくなった夜。思うがままに文書を書き殴ってみました。

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