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映画館と一日

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映画館にまつわる、取るに足らない思い出噺たち。
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不夜城の中庭は夢の入り口

記憶の中の映画館、第二回。シネシティ広場の思い出。 歌舞伎町の映画館といえば、ゴジラが顔…

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深夜の吉祥寺と小さな至福

記憶の中の映画館、第三回。バウスシアターの思い出。 吉祥寺のメイン商店街の奥にある、どこ…

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LAの一画で過去と空想が同居する

記憶の中の映画館、第七回。LAにある映画館、Silent Movie Theaterの想い出。 2012年に大学院…

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スペイン坂を彷徨う青二才

記憶の中の映画館、第四回。シネマライズ、シネクイントの想い出。 渋谷駅、井の頭線の改札を…

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土曜の朝のここではない何処か

記憶の中の映画館、第一回。日劇東宝の想い出。 今現在、全国にある東宝シネマズの中で、東宝…

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素晴らしき哉、ウェストビレッジ

記憶の中の映画館、第五回。マンハッタンにある映画館、IFCセンターの想い出。 IFCセンターは…

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90年代アジアに思いを馳せる

記憶の中の映画館、第六回。香港にある映画館、Broadway Cinemathequeの想い出。 ー 映画好きであれば知っている時代というものがある。ヌーベルバーグであるとか、ネオ・リアリズモ運動とか、例を挙げればきりがない。もっともこういった「特定の時代」の存在というのは映画に限ったことではなく、芸術の歴史においては往々にして、ある時代、ある場所において起こった大きなうねりが、新たな価値観を産んだり多くの芸術家を惹きつけたりする。そのように命名された時代は枚挙にいとまが

都会の雑踏に佇む聖地

今もなお現役の名画座・新文芸坐の想い出。 今更語る必要もない名画座の雄、新文芸坐。あくま…