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映画館と一日

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映画館にまつわる、取るに足らない思い出噺たち。
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2020年9月の記事一覧

不夜城の中庭は夢の入り口

記憶の中の映画館、第二回。シネシティ広場の思い出。 歌舞伎町の映画館といえば、ゴジラが顔…

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深夜の吉祥寺と小さな至福

記憶の中の映画館、第三回。バウスシアターの思い出。 吉祥寺のメイン商店街の奥にある、どこ…

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LAの一画で過去と空想が同居する

記憶の中の映画館、第七回。LAにある映画館、Silent Movie Theaterの想い出。 2012年に大学院…

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スペイン坂を彷徨う青二才

記憶の中の映画館、第四回。シネマライズ、シネクイントの想い出。 渋谷駅、井の頭線の改札を…

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夏の日比谷の二人組

ある夏のシャンテシネの想い出。 ー 中高時代の僕にとって映画は、二つの意味で世界を広げて…

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土曜の朝のここではない何処か

記憶の中の映画館、第一回。日劇東宝の想い出。 今現在、全国にある東宝シネマズの中で、東宝…

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素晴らしき哉、ウェストビレッジ

記憶の中の映画館、第五回。マンハッタンにある映画館、IFCセンターの想い出。 IFCセンターは、マンハッタンの南西にあるウェストビレッジにあるインディ映画中心の映画館である。IFCとはアメリカのケーブルテレビチャンネルで、芸術系映画を中心に取り扱うIndependent Film channelに由来している。 IFCセンターのあるウェストビレッジは、古き良きマンハッタンの風貌を残す建物が残り、ジャズバーや老舗のレストランが軒を連ねる文化的な香りの強いエリアである。近隣

90年代アジアに思いを馳せる

記憶の中の映画館、第六回。香港にある映画館、Broadway Cinemathequeの想い出。 ー 映画好…

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都会の雑踏に佇む聖地

今もなお現役の名画座・新文芸坐の想い出。 今更語る必要もない名画座の雄、新文芸坐。あくま…