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ふじみ野市の令和3年度の一般会計の歳入額は約509.4億、歳出額は約484.2億(円)となり、差引額(形式収支)は、約25.2億の黒字となりました。
 この25.2億のうち、4年度への繰越が5.8億で、残額(実質収支額)は19.4億です。
 この実質収支額には、過去からの繰越額が含まれています。単年度収支額は、実質収支額から令和2年度の実質収支額を引いた、マイナス約6500万です。これに財政調整基金(毎年の歳入歳出のバランスをとるため積立てる基金)積立の約254万を加え、基金取崩し額約4379万を引いた実質単年度収支額はマイナス約1億713万でした。
 実質単年度収支が約1億赤字ですが、住民税非課税世帯等臨時特別給付金事業の財源が全額国からの支出であったところ、3年度中には、国からの支出が一部で全額ではなかったため、不足分約2.7億を繰越財源で計上したとのことです。国は不足分を4年度に支出しました。
 3年度に、国が全額支出していた場合、実質収支額は約22.1億、実質単年度収支額は1.6億のプラス黒字になります。

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