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持続可能なまちへ(SDGsで未来をつむぐ)(PTA改革)

PTA改革の事例です。
何事もオープンで、参加歓迎、意見異論歓迎、KY歓迎、不調和歓迎、

新しい時代の扉を開く、次世代のために。。

株式会社ホルグ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:加藤年紀)は、『すごい!』地方公務員を表彰するイベント、『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2020』を開催。8月17日に13名の地方公務員を表彰、地方自治体を応援するメディア「holg.jp」上で発表しました。本イベントは2017年から毎年1度開催、今年で4度目、応募数は113件。
(参照:https://www.holg.jp/award/2020-03/

『地方公務員アワード2020』福本 靖さん(神戸市立桃山台中学校 校長)

8月 17, 2020


『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2020』、2人目の受賞者の紹介です。

福本 靖さん(神戸市立桃山台中学校 校長)

推薦者:原田 知典 (神戸市役所 行財政局税務部市民税課)

取り組み概要、「すごい!」と思うポイント

PTA改革により、保護者が学校運営に参加する仕組みを構築し、そのノウハウを全国に発信していること。

推薦文

多くの保護者が「引き受けたくない」と考えるPTA役員ですが、福本先生が校長を務めた中学校では、くじ引きで決まるのではなく、なんとほぼ全員が立候補者で決まりました。これはまさに福本先生が取り組んだPTA改革の賜物です。
 具体的には、PTA役員にとって負担が大きい広報紙の廃刊や専門委員会の廃止などを行って負担軽減を進める一方で、月に1回の運営委員会は全役員に参加を開放し、校長と保護者による忌憚なき意見交換の場とすることで、保護者の学校運営への参加意識を高めました。
 学校現場では、保護者と学校の意見交換はタブー視される傾向が色濃くあるそうですが、福本先生はこのタブーに囚われることなく、保護者の意見に耳を傾け、学校の考え方を真摯に説明することで保護者からの信頼を得ました。
 校長先生と意見交換ができる運営委員会に参加できること。これこそがPTA役員が、立候補者で決まる最大の要因です。
 PTA不要論が叫ばれる今日ですが、福本先生はPTA改革を行うことで、学校運営に保護者が参加する仕組みを構築することに成功しました。
 さらに、この経験を本(共に改革に取り組んだ当時のPTA会長である今関明子氏との共著『PTAのトリセツ』世論社)にまとめたり、専門紙(教育新聞)にPTA改革についての連載記事を執筆するなど経験とノウハウを全国に発信し、PTA改革、更には学校改革のオピニオンリーダーとして活躍されています。
 私は、PTA改革を成功させ、全国への情報発信を続ける福本先生を、「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード」に自信を持って推薦させていただきます。

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