議会では議員は「一般質問」という内容に制約のない質問ができます。今会、私は、①「資格・技能取得支援」「高齢者の雇用継続支援」と、②「下水道整備事業」について質問しました(3月9日)。①を選んだ理由は、所得向上策、人材育成策を重視しているからです。ふじみ野市民は雇用所得が同規模市平均より低いとされています(2015年、内閣官房の地域経済分析システム、RESAS)。                               市の回答について、結論から言えば、資格・技能所得支援の範囲(ひとり親など)は限られていて、私は、非正規、ひきこもり、長期療養、就職氷河期、育児明け再就職などに支援の対象を広げることが必要と考えています。理由は、資格・技能取得者は不況にも強いし、収入増も望めます。事業者にとっても質の高い労働者はプラスだからです。人工知能(AI)の普及で2030年には多くの業務がAIにとって代わると言われます。資格・技能取得支援は、就労支援でもあり、経済政策でもありますので、市に支援の推進を求めていきます。                            支援策を拡大することは、進学、就職する若い方への職業教育的効果、スキル獲得を促すことにもなると思います。若い方には、ビジネスの社会で、専門的資格・技能が重要ということを認識していただければ、と思います。 高齢者の雇用継続支援について、現状は就労の情報提供にとどまっています。事業者への助成(国が3年度の一時期実施)が必要です。

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