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 9月26日、議会の市民・都市委員会で市内施設を視察しました。
午前中は、上福岡浄水場、大井浄水場、午後は、環境センター(ごみ焼却場)、市民交流プラザ(フクトピア)の計4か所です。
 

ふじみ野市資料


 二つの浄水場ですが、もともと上福岡市、大井町という異なる自治体であったため、敷地内の施設配置、一部設備が異なっているところが特徴でした。両所ともに、地下水を地下200メートルからくみ上げています。また、約2割は埼玉県から水を購入して、地下水とともに浄水しています。
停電時の自家発電設備などもあります。職員の方は24時間365日、交替で、施設設備の運転などを監視しています。


 環境センターは、三芳町と共同で運営されています。平成10年に上福岡市、大井町、三芳町で、共同のごみ処理場をつくる計画が始まり、平成26年以降、運転が開始されました。日立造船などの建設、運営支援となっています。小学校4年生が毎年、見学に来ており、分別ごみによるリサイクルなどの環境教育の場ともなっています。

ふじみ野市市報より


 施設の方からは、リチウム電池の分別が必要とのお話がありました。施設内で発火する事故が生じてしまうとのことです。

 環境センターは、契約、設計時は最新の設備で、他自治体の方でふじみ野市を訪問される方の代表的視察先となっています。経費は、合併の恩恵で合併債といい、約7割が国の負担となりました。初期費用は低く抑えられましたが、ランニングコストは実際の運用で発見できた課題などにより、上昇する可能性があります(もちろんコスト低下の可能性もあります)。運用のなかで、経費の高低と効果効率を検証していくことが重要です。

 焼却で生じる熱を利用したバーデプールが人気ですね。休憩所やレストランもあります。バスでのアクセスは下をみてみてくださいね。

 市民交流プラザは年間、4500件の利用があり、市民の方に親しまれている施設です。同じ建物(フクトピア)内に、保健センター、児童センター、発達発育支援センターがあります。

 開館後23年を経て、空調や電気設備や各種機器などの更新や修繕が課題となっています。男女共同参画コーナーが新たに設けられており、関連図書の貸出しを行われていました。女性活躍やジェンダー平等の関連の講座や市民の活動の推進につながることを期待します
 また、福祉避難所にも指定されています。同建物内に、保健センターがあり、妊娠、出産などで、妊婦や新生児を育てる両親にはなじみのある施設であり、福祉避難所として適した場所ですね。
 なお、指定管理者は、保健センターなどの施設の管理も一体的に行っています。万一の災害に備えて、研修に努めていただきたく思います。

 

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