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3日、神奈川県大和市で行われたウイグル証言集会に参加しました。
中国の西北部に新疆(しんきょう)と呼ばれる地域があります。ここに居住している主な民族はウイグル族といい、イスラム教を信仰しています。ウイグル族のほか、カザフ族、タジク族もいますが、みなイスラム教徒です。

中国当局は2010年代半ばより、新疆でウイグル族などイスラムの人々を強制連行し、収容施設で思想改造の教育や苦役、暴行などを行ってきました。
中国共産党のイデオロギーを受け入れた人には出所した人もいますが、多くの人が数年以上、収容所に収容拘束され、上記のような弾圧を受けています。拷問などを受け、亡くなった人も確認されています。

大和市で行われた集会は、こうした人権侵害の事実を日本の方に知っていただこうと、ウイグルを応援する全国地方議員の会(会長:丸山治章逗子市議会議員、代表理事:中村一夫大和市議会議長)が主催し、日本ウイグル協会が共催したものです。
集会では、今年5月に報じられた中国新疆の公安当局の流出資料(下、NHK報道参照)をもとに、中国当局のウイグル人への弾圧の内容が報告されました。

上の写真は、証言集会のものです。マイクを持つウイグルの方の、収容拘束されている家族の方の写真です。写真は流出したデータの中のものです。

共産党の手法は、レーニン、毛沢東の時から、暴力、収奪を伴っており、道徳的に最低で、下劣な集団です。
ウイグルの弾圧状況を終わらすことは、容易なことではないかもしれませんが、中国に対して、非難の声を上げ、それを大きくすることが大切と考えます。

8月31日、国連は、中国にウイグルでの人権侵害をやめるよう求める報告書を発表しました(下関連記事)。


ウイグルについてご関心のある方、ふじみ野や埼玉で、ウイグル支援の活動を、と考えていらっしゃる方、ご連絡をいただければ、と思います。

090-53256671 坪田



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