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女性に選ばれる、ふじみ野

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#少子化対策

来年からの児童手当を計算(イクハクさんより)

 イクハクさんの記事ですが、2024年10月以降の児童手当の額を計算できるページを掲載されています(下のURL)。お子さんの人数を入力すれば、月額と年額がわかる仕組みになっています。 https://www.ikuhaku.com/mains/jidouteate_calc/

奈義町を視察しました③(なぎチャイルドホームで見たこと、聞いたこと)

 奈義町を視察させていただきました。ご報告三回目の今回は、奈義町子育て支援のシンボル、子育て支援施設「なぎチャイルドホーム」を訪問させていただき、見たこと、聞いたことをまとめました(上の写真は、奈義町のレクチャー資料です)。  最初にフランスの総領事が同ホームを訪問した際の取材映像、貼り付けておきましょう! https://news.ksb.co.jp/article/14816517  メルシボク~。    奈義町の子育て支援策のシンボル的施設であるチャイルドルームは、

奈義町を視察しました④「カギは安心感」(産後、見守り、しごと、住宅)

 奈義町を視察させていただきました。今回のご報告は、高い出生率のカギに迫ってみたいと思います。町は、出生率が高い鍵は、「安心感」と説明しています。    レクチャーしてくださったKさんは、「女性の不安を軽減すること」が子育て支援で重要とおっしゃていました。そして、「女性の不安軽減は、2人目、3人目の出産に大きく関わっている」と指摘されていました。1人目の出産で、産後うつになったり、ネガティブな経験が多いと、2人目以降の出産をためらう傾向があると。  町では、母子手帳交付時の

奈義町を視察しました②(首相視察編)

 奈義町を視察させていただきました。ご報告の第二回です。第一回目は年表形式で、20年間の少子化対策の歩みをまとめてみました。今回は、番外編?で、今年2月19日、岸田総理大臣が奈義町を訪れた際の様子をまとめてみました(上の写真は「広報なぎ号外」より)。  まず、子育て支援施設「なぎチャイルドホーム」で伊原木岡山県知事と奥奈義町長から子育て支援策の説明を受けたあと、同施設を利用する親子や地域のボランティアの方がたと交流しました。 江戸時代から歌舞伎が続く奈義町、続いて、こども

奈義町を視察しました①(データ・年表編)

 岡山県奈義町を視察させていただきました。奈義町は2019年の出生率が2.95となり、子育て支援策で注目を集めている町です。2005 年の出生率は1.4でしたので、奇跡の上昇ともいわれています(上の写真は奈義町HPより)。  奈義町については、まず今回の文章では、奈義町のデータや少子化対策の年表的整理を紹介したいと思います。  奈義町は面積が69.52平方キロ、人口が5751人、世帯数が2533(2023.1現在)のまちです。特色として、自衛隊の演習場があります。面積はまちの

子ども家庭庁、少子化と立ち向かう

 年度末の3月31日、こども政策担当大臣名義で、「こども・子育て政策の強化について(思案)」というペーパーが発出されました(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo_seisaku_kyouka/pdf/kyouka_siryou1.pdf)。   そこでは、少子化という現状を確認するとともに、政策の基本理念として、①若い世代の所得を増やす、②社会全体の構造・意識を変える(企業・男性・地域社会・高齢者や独身者を含む)、③すべての子育て