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女性に選ばれる、ふじみ野

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2023年9月の記事一覧

議会で、少子化対策について質問しました。

 9月13日水曜日、ふじみ野市議会で一般質問を行いました。テーマは、少子化対策です(以下の文章は関連記事です)。 ふじみ野市を始め、多くの自治体や国が、子育て支援策に強く取り組まれていることには、敬意を表します。また、対象となるお母さん、お父さんからも一定の評価を受けていることと思います。ただ、残念ながら、子育て支援策を強化しても、強化しても、出生数や出生率は、低下していくという状況がみられます。  私の質問は、こうした現況において、従来の子育ての支援という福祉的政策と

出生数の推移をまとめてみました。

 ふじみ野市と近隣自治体(富士見市、志木市、朝霞市、川越市)の出生数(外国人除く)の変化をまとめてみました。   上の表ですが、2015年のふじみ野市の出生数は966人、2022年は627人です。減少率は35.09%です。年平均で5.99%減少となります。コロナの影響を受けていない2020年の出生数は732人。2015年からの年平均減少率は5.4%となります。  減少率が他と比べて極めて高いですね。コロナの影響?が大きい(2022年の2020年比で減少幅が大きい)のはふじみ

ふじみ野市の出生率低下を探る

 前回、ふじみ野市の出生率が近年、低下しており、また、減少率が、近隣自治体や埼玉県と国の平均より大きいと指摘しました。ここでは、有配偶率、平均初婚年齢、出生順位別合計特殊出生率、有配偶出生率について近隣自治体や国、県平均と比べて、ふじみ野市の特性を確認しましょう。  ちなみに結論から言えば、「有配偶出生率が低い」ことがふじみ野市の特性と言え、出生率低下の大きな要因と考えられます。  出生率(出生数ではありません)に関係する指標として、まず、結婚に関する指標が挙げられます。こ