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【MUP Week8】ブランディングスキル

今回はちょっととっつきにくさも感じる回でした。あまりこういう視点で考えたことがなかったからだと思う。

【結論】商品を売りたいのであれば、商品を売るな

0.ブランディングとは

Marketing:自分→特定の相手へのアプローチ          Advertisement:自分→不特定多数へのアプローチ           PR:第三者経由→特定の相手へのアプローチ            Branding:相手→自分へのアプローチ

⇒企業であればブランディング(力)がないと、不特定多数の人へ広告を打つことになり、経費がかさむ。相手から自分のところに来てもらえるようになるよう、魅力を上げることがブランディングと理解。

ブランディングがないと負のスパイラルにはまり、事業が継続できない

価格競争→サービス競争→自社コスト→利益率→利益率低下→コスト削減→PR削減→シェア低下→価格競争→・・・

1.コーポレートブランディング

どう相手と繋がるのか、イメージを形成するかのブランディング     ⇒HP、ロゴ、パンフレット、代表者、提携先、資本金、法務

競合を把握するが、競合をつくってはいけない

コーポレートブランディング=○○だが○○ではないと断言し、競合との差別化を図る。例えば、Googleは収益の90%が広告だが、自らを広告会社と言わず、テック企業だと定義している。

2.プロダクトブランディング

何を売るのかのブランディング                    ⇒価格、材料、パッケージ、雰囲気、デザイン、希少性、許可、資格、効果

①価格設定:市場価格で価格を設定すると事業の継続は難しい

適正価格の把握→いくら売上げたかではなく、いくら利益が残るかが重要 (コストも考慮した後に、それぞれの価格の場合、いくら利益が残るか)

1番売上が上がっている価格ではなく、1番利益が高い価格はどこか

➁切り捨て価格/実践価格/挑戦価格

切り捨て価格を追わず、実践価格から挑戦価格にどう持っていくか。これを考えるのがブランディングであり、ビジネスの楽しさ。

ブランディング(付加価値)

[店舗型ビジネスで価格を上げる為の付加価値例]            ①空間付加価値:店内の雰囲気、インテリア(コスト増)        ➁商品付加価値:使っている素材(コスト増)             ➂サービス付加価値:顧客データの活用によるエンターテイメント付加価値(無料)・・・どれだけ顧客をワクワクさせるか、心地良くさせるか

→顧客の好みのアロマの香りを用意するなど、カスタマイズされたサービスを演出する

3.マーケットブランディング

どう広めるのかのブランディング                   ⇒チャネル、ターゲット、メディア、口コミ、SNS、キャッチコピー

マクドナルドコーヒー:100円 vs スタバコーヒー:500円

マクドナルドのフランチャイズオーナーは、低単価の商品を多く売ることで、利益を追求。回転率を上げるために、座席を増やす→1人当たりのスペースは小さい

スタバは直営店で営業し、顧客の寛ぎを優先的に考える。→1人当たりのスペースを確保

4.セールスブランディング

どう売るのかのブランディング                    ⇒販売方法、提携先選定、顧客選定、資料

商品やサービス以外のもの(付加価値)をPRする

商品を売りたければ、商品を直接PRしてはいけない

例)YAMAHAピアノ教室、ABCクッキングスタジオ、美容院イベント集客、カフェイベント集客

→商品を売りたければ、その手前の売り方のブランディングが重要。   相手から買ってくるような、買いたいと思わせるような売り方を考える。

[店舗型ビジネスで価格を上げるための付加価値]            ①空間付加価値:店内の雰囲気、インテリア(コスト増)        ➁商品付加価値:使っている素材(コスト増)             ➂サービス付加価値:顧客データの活用によるエンターテイメント付加価値(無料)・・・どれだけ顧客をワクワクさせるか、心地良くさせるか



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