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震災から12年経過によせて

2011年3月11日の東日本大震災から12年が経ちました。
あの日、多賀城市で被災した私は、2023年の3月11日14時46分を歯の治療をしながら迎えました。
なんてこともない土曜日を過ごしました。

弊社は2011年2月1日に設立、その時点ではまだ社員ではありませんでしたが、社長曰く「大変なタイミングで起業してしまった」と青ざめたそう。
さもありなんです。
当時の私は東京での仕事を辞めて仙台に戻り、職業訓練を受けるために多賀城に通う身でした。
震災直後に無職だった私も青ざめたのも、さもありなん。

ポリテクセンターは被災してしまったので、職業訓練は中止になりました。
そこからはとりあえず働かなくては、ということで就職活動に励み、弊社に拾ってもらったのが2011年の7月。
そこからは勤続約12年なので、ほぼ震災と同期ということになります。

当日の写真を載せておきますが、今見ても絶望感が凄い。
公的な施設だったので、一旦帰宅しないで待機するように指示のもと、大人しくしていたので生き延びましたが、下手に帰宅しようとしていたら津波に流されていたと思います。
沿岸部でもない場所で、普通津波が来るなんで予想できます?
ラッキーでしかありません。

そんな、下手したら死んでてもおかしくない人生ですから、生かしてもらったからには、多少なりとも社会や他人様の役に立つようなことをしたいと今も思っています。
今後、ワークオンサイト!について、めちゃめちゃ青臭い理想論を投稿するつもりですが、「そうは言っても営利目的でしょう?」という向きもあると思います。
もちろん否定はしませんが、根本の部分はやっぱり誰かの役に立つサービスにしたい、ありたい、なのです。


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