ナヴァル・ラヴィガントの富と幸福についての無料公開PDFを読んで

おすすめというかナヴァル・ラヴィガントの無料PDFを読んでやっぱ得意で夢中になれることじゃないとやれないよねっていう話を聞いて共感してちょっと読んでみようとおもった。ナヴァル・ラヴィガントはインド人でシリコンバレーの最重要思想家と呼ばれる事業もしてきたスタートアップの投資家だ。ツイッターなどナヴァルの富と幸福に関する発言集のようなかたちになっている。
いくつもなるほどっという文章があったが、とくに印象に残ったことについてとりあげたい。まず、この本を読むきっかけとなった 得意で夢中になれること についてこれは「特殊知識」というキーワードで表されていた。これは富についての話。今得意で夢中になれるものがその人の「特殊知識」で100%のめり込めないなら大差で負けるとあった。ナヴァルは子供のころ宇宙物学者になりたいとおもっていたそうだが、母にビジネスの道に進むように説得されたそうだ。自分らしさを発揮し競争から抜け出す。「特殊知識」に加えて、「説明責任」と「レバレッジ」が収入を決めるという。「説明責任」とは自分の名のもとにリスクをとるということ。自分の名でリスクを張り信用を築く。続いて、「レバレッジ」は時間を切り売りしないこと。「レバレッジ」には3つある。労働、カネ、限界費用ゼロで複製できるプロダクト(本、メディア、映画、プログラミングコード)。限界費用ゼロで複製できるプロダクトは新形態のレバレッジでこれにより個人の力が強まっている。富、金脈を得るポイントは、社会が求めているがどうやって手に入るか知られていないもので、自分が苦もなくできること。そういうプロダクトやサービスを考え、またそのようなスキルを磨いておくことが大切である。そうすることで運に意図的に恵まれる。こんな例がある。たとえば、君が深海潜水の分野で世界の第一人者になったとしよう。あるとき誰かが深海に沈む宝船を発見した。これは棚ぼたではなく幸運を引き寄せたことになる。つまり個性を磨くことが幸運につながる。人脈についても痛快で事業をはじめのしないうちから仕事の人脈をつくるのはまったくの無駄で、人が欲しがるおもしろいものをつくれば、見つかるとあり、こうなりたいとおもった。その他、富については割愛させていただく。

幸福についてはこれらが印象に残った。

自分は変わらないが世界は変えられると考えがちだが、実は変えられるのは自分で、世界はおおむね変わらない。
人間が一番犯しがちな間違いは「外部環境に何かが起こったら幸せになれる」と信じることだと思う。仏教の基本的な考え方。
外の世界に何かを求めるのは、根本的な幻想だ。




これはわかっていても実践できていない。まず自分の行動を変えることが世界を変えることにつながると肝に銘じたい。


不安の元凶は先のことを考えること。



これはほんと共感した。いまに集中したい。

ぜひみなさんも一読してみてはいかがだろうか。

https://www.sunmark.co.jp/book_files/pdf/978-4-7631-3979-5.pdf

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