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ドラマとバラエティのアーカイブの違い

20代後半で「元気が出るテレビ」のディレクターになってそれ以降30年以上バラエティディレクターだったんですが(一度だけドラマ作ったことがある。これはこれで得難い経験になったのだが)今回アーカイブを電波少年Wで取り扱う上でその性質上ドラマとバラエティの違いが改めて分かったので書いてみました。(Makuakeの活動報告に書いたものを転載します)

現在のサポーターは67人。支援金額は17%になりました。人数の伸びに対して支援金額が多くなったのは高額サポートが増えたからです。なんと10万円の方も現れました!
これはこれで有難いしこの高額分が伸びないと多分193万5000円は難しいと思う。でもやっぱりこのサイトを1日に何度も訪れてまず見てしまうのは1500円が何人になったかです。
現在67人中62人です。つまりオンライン上映会のための前売り券を買ってくれた人が62人いると言うことです。ぶっちゃけて言うとコレが1000人になって欲しい。そうするとその売り上げで150万になります。このくらいの値段でこのくらいのボリュームができることが開催の条件だと言う目安ができます。
何度も言うように今回チャレンジしたいのは「過去のテレビの新しい見方」ですので、1500円で1000人が見たいと思うものなら成立するよね、と言う目安ができます。
では「元気が出るテレビ」ならどうなのか?「ウリナリ」ならどうか?
電波少年Wでレギュラー的に希望を書き込める特設サイトを作って「1000人の希望者が集まったら開催に動く」と言うモデルを作ることができる。
もちろんその形が定型化されてくれば「めちゃイケ」や「ごっつ」「みなさん」「スマスマ」などフジテレビの名バラエティもその形で開催されるようになる!これがこのプロジェクトの大いなる野望です。
今度「電波少年W」ではフジテレビ「北の国から」やTBS「高校教師」を特集します。事前に構成を考えるために見ようと思うとドラマはそれぞれの局のサイトで見ることができます。
これがドラマとバラエティの違いです。ドラマは各局の月額課金サイトの収容されているものが多いですがバラエティは圧倒的に少ないです。だからその次に読売テレビ「パペポTV」をやろうと思っていますがネット上で合法的に見られるものは圧倒的に少ないです。
一方バラエティは細分化ができます。電波少年の今回の形のように「〇〇コーナー」となっていますから「あの〇〇が見たい!」で集めてオンライン上映会を開く形が取れます。ドラマは「北の国から」のあのシーンとあのシーンを見たい!はもちろん出来ますがそれはフルサイズを見るための導火線のようなものだと思います。今回僕は「北の国から」レギュラー24本スペシャル全部見ましたがこれをオンライン上映会でやることは現実的ではないです。
と言うことでオンライン上映会の形を定着させてテレビの歴史の中のそして多くの人の記憶の中にあるバラエティ番組をテレビ局の倉庫からオンライン上に引っ張り出したいと思います。
言ってみれば『新しいビジネスモデルの創出』です。これが会社になればベンチャー企業ということもできると思います。
新しいビジネスの創出、芽生えに力を貸してください!
何年後かにこの形が一般的になったときに「一番最初になったモデルに支援したんだよ」と自慢できるように一緒に頑張りましょう!

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