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変われる、大丈夫。

▶はじめに

昨年2020年は何を言うまでもなく、多くの人が我慢して、苦しんだ。それでもどうにか生き繋いでいるような、死んでいるような、生かされているような。そんな不安定が安定してしまった状態でボクらは今も生活している。

不安定でいうと、僕は高専を卒業してからずっと不安定だった。久しぶりに会った知り合いや、けして近い距離にはいない大人たちの、何気ない今何してるの?は、恥ずかしいことをしたわけでものに、やましさを伺わせる。

きっと誰も悪くない。悪くない。誰も悪くないからこそ、自分が悪い。

▶コロナ渦の目で

コロナウイルスが日本にやってきて約一年が経った。状況は今の方がかなりひどいみたいだけど、ここ数年、いつテレビをつけてもニュースを見れば誰かの批判をしていて、誰かが誰かに謝っている。

コロナウイルスが少し収まったら、旅行する人・飲食に出る人にインタビューをして、感染者が増えたら医療関係者や飲食業界の人にインタビュー。困っている人の声を世間に届けることがニュースの役目ならきっと間違っていないはずだけど、国内に限ってはコロナウイルスで亡くなっている人よりも自殺している人の方が多いんじゃなかったっけ。どうしたらいいんだろうか。そこには、どうにもできないような、触れてはいけないタブーのような、そんなイメージがあるのかもしれない。

▶おめでとうなんかじゃない

話は急に変わって、

地元を飛び出して誰が見ても早すぎる上京をしました。友達の家に居候をさせてもらいながらのこんな生活は、孤独を感じない。寂しくもない。全くと言っていい程に。

でも、こっちに来て二週間が経った今、思う事はまた違っている。一人の時間はあるはずなんだけれども、独りで過ごす悲しい夜がない。独りで思い詰めて、考えすぎてしまうそんな夜がない。こんなに恵まれた生活をしながら言えたことでないことくらいは分かっているつもりだった。でも、ないものねだりはやめられない、そんなダメな人間みたい。

今日が月替わりであると同時に、伝えるか迷ったおめでとうを伝えたら、おめでとうと返ってきた。おれも忘れてた。頑張ろうぜと言ってくれる、そんな優しいままだったんだな。頑張れよ、って言われたかったな。一年後ろを追いかけているようなそんな気持ちから、今年は会わないぞっ!なんて勝手に決めた矢先のことだから困っちゃうよね。だから、ここは都合がいいけど、頑張って追いついて来いよって言われたことにして、頑張りたい。

▶人はそんなに簡単に変われないよ

いつからか「後悔をしない」ということを自分なりのスローガンに掲げて生活をしてきた。そのおかげか、迷ったら即行動、やらぬ後悔よりやる後悔、思い立ったが吉日その日以降はすべて凶日、そんなトリコの遺伝子がDNAに少しだけ刻み込まれた気がしています。でも、そんな僕にも、あぁ、なんとか撤回したいな~と、ふとした時に思ってしまう後悔がありました。

ある人は、少しの間違いを重ねた時、それを嘘で繕いました。それが一番の間違いで、自分の首を絞めているということは後になってからすぐ気付いたはずです。でも、こんな「お前が悪い!」みたいなことを言っているのは、おれの方が悪かったよ...ごめん。への伏線だと思ってまだブチギレないでください。

その時の僕は、「俺のことは誰かが誇張した噂で信じなかったくせに、何が信じてよ。だ!こっちは必死に裏取ってんだよ!」なんてイカイカしてたんだと思います。だから後先考えずに、自分のことは棚に上げて最後にひとこと言ってやりました。

「人はそんなに簡単に変われないよ」

そして、それから何年と何カ月かが経って、その言葉は見事に自分に返ってきました。負け続けた後に、その言葉が自分の目の前に立ちはだかりました。

一つだけ撤回したことがあると言って伝えた「変われるよ、大丈夫だよ。」は、実は自分に向けた言葉でした。ごめんなさい。(ここで回収)

毎日、変化、進歩、成長して、はやく大人、大人、大人に近づきたい。いつだってそう思っていますし、変われるんだ!って思って願ってイカってます。

▶さいごに

ここは誰にも見られていないと思って、今考えていることを書きます。見た人がいてもまだ言わないでね。(特にベース弾く人たち、そこの二人だ!)

僕は2020年の3月に高専を卒業したんですが、ちょうどコロナウイルスの影響が地方にも出始めていた時期で、卒業式が中止になりました。個人的には、卒業後のことで頭がいっぱいだったこともあって、まあ仕方ないな~なんて軽く考えていたんですが、今は少し違います。コロナウイルスがみんなの共通の敵になって、負けっぱなしでいるのはなんだか嫌だし、ピンチはチャンスな訳で、言い訳はそろそろダサい訳です。前の投稿にも書いた気がするんですが、コロナの影響や負の出来事は個性を出せませんし、オリジナリティーになり得ません。自分の色はそのあとの行動で出すしかないんです。だから負けたままじゃ変われないままで、そんなの僕なら嫌です。

ということで…

始めた挑戦は、リベンジ卒業式2022の開催!

半年後には、みんなに周知できるようにまずは大人たちの説得から少しずつ、着実にやっていこうと思っています。せば!(?)


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