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色鉛筆の綺麗に塗れる基本の塗り方〜初心者向け〜

今日は色鉛筆で絵を描いたり塗り絵をしたいなと思っている方に、先ず是非知っておいて頂きたい基本の塗り方についてです。

【綺麗に塗れている】の定義はそもそも人それぞれで、薄く塗ったり濃く塗ったり…色の配色のセンスが好みかどうか…などなど。色々あると思います。

しかし、【好み】の段階に行く前の基本の部分は大多数の人が【綺麗に塗れている】の感覚が一緒だと思います。

例えば塗り絵なら、

◎線から色が沢山はみ出しているよりははみ出していない方が綺麗。

◎色のムラがある(濃い色の部分と薄い箇所、塗れていない箇所がある)よりは全部しっかり均等に塗れている方が綺麗。

この2つは大多数の人がそりゃそうだね!と、賛同してくれるかなと思います。

当たり前のようなこの2つですが、いざ塗り始めて見ると中々難しかったりします。

【はみださない】という事にとらわれてしまって、慎重になりすぎてしまいうすーーく色を塗ってしまう。また、はみ出さないように端っこの方が薄くなってしまったり塗れていなかったり…。絵柄の真ん中と端っこで色が全然違う…なんてことも。

かといって思いっきり力を入れて濃く塗ればはみ出してしまう…。などなど。意外とこの2点を最初からうまく両立して塗れる方は少ないと思います。

そして、この2点を両立した塗り方が、『基本的な綺麗な塗り方』となるわけです。

そう、先ずはしっかりとした『ベタ塗り』が出来るようになるのが目標です。

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陰影の付け方。立体感の出し方。輝かせ方。質感。グラデーション。上手く塗るための魅力的なワードは沢山ありますね。早く全部できるようになりたい!と思う気持ちとっても分かりますが、『綺麗なベタ塗りが出来る』ようになると、この全てがもっと素敵に、自分の思い描いている好みの塗り方に塗れるようになっていきます!

逆にいうと、『綺麗なベタ塗り』が出来ないとどれも思ったより素敵に塗れないでしょう。

色鉛筆の使い方で私が最も大事だと思っていることは、

『力加減と動かし方』

なのです。

これが出来るようになれば、この世の全てのものが塗れる。と思っています。

その先ず一歩が『ベタ塗り』なのです。

力を均等に使って、尚且つ色鉛筆の動かし方を少し意識して変えるだけで驚くほど塗り方が変わります。

これは大人だけではなく小さなお子さんも一緒です。

上手になりたい!と思うなら、先ずは『ベタ塗り』を綺麗に塗って作品を完成させましょう!

作品を完成させる。ということにも大変意味があります。

絵柄が小さい方が塗りやすいですが、1つの絵柄でも小さい面積の部分と大きい面積、形も丸いものから尖ったものなど色々組み合わさっていくと思います。

塗る場所に合わせて『力加減と動かし方』を変えていくのです。

そして完成した作品は誰が見ても【綺麗に塗れている】という作品になっていると思います。

そしてそこから『力加減と動かし方』をアレンジして新たな塗り方をして、また自分の理想としているところに向かっていきます。

ちなみにうちの息子(当時4歳)のビフォーアフターです。

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子供とはいえ、意識して塗るだけでこれほど変わってきます!

大人の方だとBEFOREほどはみ出す方は、そんなにいらっしゃらないかもしれませんが、年齢が上がるほどはみ出すことを恐れて薄くなったり端まで塗れていない。ということが多くなると思います。

実はですね。

この『綺麗なベタ塗り』とっても簡単です♪

実際に塗っているところを見る方が分かりやすいと思うのでこちら⬇️の動画をご覧になってみて下さい!色鉛筆の使い方や、応用のグラデーションもあります♪

皆さんに「綺麗に塗れると楽しい!」と思って頂けますように…♡


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