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高校のいろんな形。通信制vs全日制それぞれのいいところ

通信制高校、メリットはたくさんありますが、向き不向きは性格次第かなと思います。その辺のことを書いてみようと思います。


通信制高校のいいところ

1.学習効率がいい

計算してみると、全日制高校での5時間分の授業が、1枚の提出レポートに濃縮される状態のようです。
文字情報が苦手でなくて、自分で学習ペースを作れる人なら、学校で一律授業を受けるよりも圧倒的に学習効率がいいです。

通信制高校のN高生が東大に合格したと一時話題になりましたが、「通信制でも東大に合格できる」のではなく、「東大に合格できるくらいのポテンシャルのある人なら通信制の方がむしろ効率いい」のだと思います。

2.人間関係の煩わしさがない

スクーリング必須の場合は、人との接触ゼロというわけにはいきません。
それでも、クラスも決まった席もないので、休み時間に1人で過ごしていても全く浮きません。ぼっち好きの私には天国のようなところです。
その代わり、隣の席にかわいい陽キャ女子が~といった予期せぬアオハル展開もなさそう。友達が欲しければ自分から声をかけるしかないですね。

でも、今どきの高校生の通学風景を見ていると、友達と一緒にいる時でも視線の先はスマホ画面。会話をしている風でもなさそうですので、友達はいてもいなくてもそれほど困らないのかもしれません。

全日制高校のいいところ

1.生活リズムをつくりやすい

大人にとっても、何かしら強制力がないと生活のリズムを作るのは難しいものです。毎日登校しているだけでも、体力もつきますし、それだけですごいことだと思います。
親の立場で「何が何でも全日制高校に入学してほしい」と願ってしまうのは、この理由が一番大きいかもしれません。

2.居場所をつくりやすい

クラスや席が決まっていて、黙っていても教室内に居場所が確保されている方が安心できる人。あるいは、友達や恋人を作って青春したい、部活をしたい、競争がある環境の方ががんばれるなど、人間関係の中に居場所を見つけたいタイプの人は、全日制高校の方がよさそうです。

大学ではクラスがないので居場所も友達も作れなかった、という話を聞くことがあります。登校しさえすればとりあえず居場所がある、というのは意外と大きなメリットでもあると思います。


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