RTA in Japan Winter 2023にカービィボウルで出ます

タイトルの通りです。「当選しました」というと何か宝くじみたいだし、「採用いただきました」は少しへりくだりすぎているように思われる一方、「採用されました」は逆に興味なさそうすぎる。当選しましたでいいか。当選しました。

当イベントがある程度有名になった後からRTAを始めた者としては、やはり一個の大きな実績解除という感じがします。どれくらい大きな目標とするか、あるいは目標としないかは人それぞれだと思いますが。
私の場合、当選の報せを見て24時間ほど経った今、浮かれたり気負ったりするでもなく、逆に怖気づいたり「出なきゃよかった」と思うでもなく、ちょうどその間の良いバランスの心理状態にいます。

話は逸れますが、11月2~5日の間開催されたJAWS PLAYERSというゲームイベントに走者として参加させていただきました。自分にしては割とたくさんの方とご挨拶・交流ができてとても楽しく有難かったのですが、あえて奇をてらった言い方をするなら、「自分の身の程を知れた」というのが最大の収穫だったと思います。
RTA界隈というのはわりと多様かつ細分化されたコミュニティで、会場を見渡して名札を見てみても、知らん人というのはまぁ多い。それは逆もしかりで、自分のことを知らん人もまたいくらでもいる、イベントトップバッターの自分の走りを見た人もいれば見てない人もいる、という当たり前の事実を肌感覚で知ることができたのが、むしろ心地よかったです。
今度のRTA in Japanでは、そうした界隈の規模感と自分の立ち位置を踏まえつつ、自分がカービィボウルRTAに感じている価値や熱量を、いい感じに伝えていけたらいいなと冷静に思えています。

今回の当選にいたるまでの、応募の履歴を振り返ってみようと思います↓

2022年夏:応募せず
自分は2020年の10月にカービィボウルからRTAを始めて、イベントに出始めたのは2022年の初め頃。当初はRiJを特別大きな目標とはしていなかったような気がします。色々なイベントに出てみたいけど、その中の一つにすぎず、倍率高いならまあいいかという感じ。恐れ多いという感覚もあったと思いますけどね。
2022年冬:カービィボウル Normal Course - Blindfolded(落選)
応募するなら受かりそうなやつをと思い、その年の5月に別のイベントで披露していた目隠しカービィボウルで勝負しました。話題性もあるだろうし本当に通っちゃうんじゃね?5分5分?ぐらいの気持ちでしたが落ちました。初挑戦初落選ということで、それなりに凹みました(笑)
2023年夏:スーパーマリオRPGBeat Culex(クリスタラー撃破) (落選)
     星のカービィ3Best Ending (97%) - 2P(落選)
カービィボウルについてはもう世界記録が更新されるわけでもないし、世間的に見てオワコンなのではという疑念はずっとありました(その考えを改めてしっかりと取り組んだ結果が、今年後半の流れなわけですが、それは後述)。このときは自分がRiJで見たいと思うものをというコンセプトで選んでいたと思います。マリオRPGはRiJで一度も走られていない。カービィ3は一度走られているけどAny%だったので魅力が十分に伝わっていない!という思いがありました。結果は落選でしたが、気持ちとしてはまぁ「違ったかー」ぐらいの感じ。
2023年冬:スーパーマリオRPGBeat Culex(クリスタラー撃破) (落選)
     カービィボウル
 Normal + Extra - Any Medals(落選)
     カービィボウル Normal Courses - Any Medals(当選)
多くの走者にとってそうだったと思いますが、今回は審査基準が公開されたことが画期的なことでした。文面を読み込んで、RiJがどういう価値を重視しているのかを考え、自身の経歴に照らした結果、一番やり慣れているカービィボウルの普通のカテゴリがいいのだろうと、思ったわけです。そしてその考えは(結果論ですが)当たっていたようです。(マリオRPGの方はさすがに旬ということで、そっちのラインもいかが?という思いで出しました。次回以降は出さないと思います。)
正直に言うと今回は別に通らなくてもいいやと思っていました。継続的に同じタイトルで応募することもプラスみたいなことが書いてあったので、気長に出し続けるかーという気持ち。なので参加可能日程も、仕事を休まないで行ける範囲にしていたりします。
目隠しを捨てられたのは、KTSS(KirbyTwinkleSpeedstars)というイベントで披露の機会があったというのも大きかったです。目隠しカービィボウルをアピールするにはRiJよりもむしろ、国内外のカービィ走者&視聴者に向けたKTSSの方が適切だろうという思いがありました。これはKTSSの開催が発表された4月下旬からぼんやりと描いていた青写真でもあり、その通りに実現できてとても良かったです。

2024年~?
気の早い話ですが、来年以降のRiJに何を出すか?
今のところ考えているのは、星のカービィ3を継続的に練習していつかRiJで披露したいということです。なので、2024年はRiJ以外のイベントにもカービィ3を多めに出していくと思います(イベントがないと練習のモチベが上げられない性質なもので…)
というわけで今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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