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簡単な言葉で語りかけるように書くということ

今日もブログネタの備忘録です。

最近はテクノロジーが進んで色んな境界が溶けているので、私も日々勉強、日々精進で広範囲の記事を読んで夜な夜な思索にふけって来たる未来をたのしんでいるわけですが、記事を書く皆さんは本当に頭が良いというか、文章も上手で論点の切り口も素晴らしいので感心してしまいます。
私も自分なりに随分と背伸びして、簡単なことを難しく、難しいはことはさらに難しくこねくり回して物書きをした時もありました。
言葉遊びとでもいうんでしょうかね。ただの自己満でしたね。

職業上、学術論文を書いたり、ビジネスやシステムのプレゼン資料を作っていたりしてましたので、論理性や文章も格調高く書こうと努力したわけです。

それはそれとして、ある時大学の先生からこういう指導を受けました。

本当に本質を理解しているなら、そのことを他人に幼稚園児にもわかる言葉で説明できるはず。

なるほどなぁーと思いました。
哺乳類ですが眼からウロコでした。

このブログも敢えて幼稚園児とまでは行かないまでも、万人に伝わるようにシンプルで簡単な言葉で、かつ誤解ないような表現で文章を書く努力もすることに心がけています。

論文にはアブストラクト(概要)が必要だし、プレゼン資料もどんなに枚数や論点が多いものでもエグゼクティブサマリー(意思決定者の為のまとめ)を作成する必要があります。
また、英語の論文や資料を作成することもありますから、日本語と違うので全然違う文法、表現で考え直すなんて作業をする上で、自分の理解が試されることがあります。
増してや子供でも分かる言葉に置き換えて考えるとなると至難の業ですが、そこで自分の理解が足りないと感じることも多々見つかるわけです。

皆さんも子供にでも分かる言葉で文章をまとめたり、あるいは分野の違う人に専門用語抜きに自分の考えを話してみたらどうでしょう。
何か発見があるかも知れませんよ。

おーしまいっ。



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