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飽きっぽい私がnoteを一年間続けるためにした工夫と得られた変化

2023年も、あと一週間で終わりを迎える。

そんな今年も終わりに近づき、一年を振り返る中で、
「よくここまで続いたなぁ」
と思ったことがあった。

それが、noteでの記事作成だった。

もともと私は、飽きっぽい性格なうえに、
同時並行でいくつもタスクをこなすのが苦手なタイプ。

そんな自分がここまで続けられてこれた理由について、
誰かの参考になればと思ってまとめてみた。

やる前に決めていたこと

noteを本格的にやろうと考えたのが、
2023年の1月になってからだった。

実はその前に、
noteは何本か記事は書いていたものの、
途中で投げ出し放置状態。

「これだと、いつもの中途半端なパターンだな・・・」

そう感じて、
今年一年間は、何があっても続けようと決めていた。

「一年間」という区切りをつけたのも、
続けていくうえでプラスになった。

なぜなら、あまりにも結果が出ないと、
「このまま続けてもいいんだろうか?」
と不安が出てきてしまい、
途中で投げ出しやすくなるからだ。

「もし全く何も結果が出なかったら、
一年経ったタイミングでやめればいい」
そう思うと、いくぶん気が楽になって続けやすくなった。

私のブログ運営の経験からすると、
ブログ運営で成功できない一番の理由は、
「結果が出るまで続けていないから」だというのを
よく耳にした。

ブログは興味を持って始める人は多くても、
最初の一年で9割の人がやめていくと言われている。

だから、結果を手にするためには、
「とにかく続ける」ことが大前提になってくる。

noteの場合も、これと同じだと言っても良いかもしれない。

途中で投げ出さないための工夫

とにかく続けるとは言っても、
私は比較的飽きっぽい性格で、
結果が出てないとすぐに他のものに興味が移ってしまう。

それに加えて完璧主義的な性格も強めで、
一つの記事を書き上げるのにも時間がかかっていた。

だが、一つの記事を書き上げるのに
そんなに気合いを入れ過ぎてしまうと、
途中で書くのがしんどくなって投げ出してしまう。

「何か対策を取らないと・・・」

自分にとって大事な目標は、
「とにかく一年間やり通すこと」だった。

そのために真っ先に捨てたのが、
一つの記事を完璧に仕上げようとすることだ。

記事作成に限らず、
絵や音楽など、いわゆるクリエイティブ的なものは、
クオリティを上げようと思えば、
いくらでも上げることができてしまう。
つまり、「完璧」などというものは、
クリエイティブの世界においては、ただの「まぼろし」なのだ。

そんな存在しないものにこだわっていたのでは、
ゴールにたどり着けずに、消耗して力尽きてしまう。

完璧主義だと、ちょっと上手くいかないことがあっても
すぐに落ち込んでしまって挫折しやすいということも知っていた。

だから、思い切って完璧主義を手放したのだ。

心理学もフル活用

完璧主義を捨てて身軽になったとはいえ、
まだ問題は残っていた。

途中で興味が薄れていってしまい、
気づいたらやめてしまっていたということになる可能性もあった。

「ゴールする前にコースアウトしてしまったら、
目標達成できないからなぁ」

好奇心旺盛で気移りしやすいという自分の難点は、
自分が一番よく知っている。

そんな脱線してしまうのを防ぐための工夫が、
どんな内容になったとしても、
とにかく毎週投稿するようにする
というものだった。

途中で完全停止してしまうと、
また動き出すのに、すごいエネルギーがいる。

だから、細々とでもいいから、
とにかく投稿することを心掛けた。

案の定、途中で大きな仕事をすることになって忙しくなってしまい、
noteどころではないという状況もあった。

そんなときには、
ちょっと無理やりなところもあったが、
ラップのバースを適当に書いて投稿するというやり方で
その場をしのいでいた。

こうして習慣化させてしまえば、
だんだんと面倒くさいと感じないようになっていく。

それに、せっかく積み上げてきた毎週連続投稿の記録を
途中でリセットしたくないという心理も働くようになり、
続ければ続けるほど、
面倒くさいという気持ちをおさえられるようになっていった。

一年間やり続けた変化

途中で十分な記事作成ができない時期があったにせよ、
なんとか一年間にわたってnoteを書き続けることができた。

そんな中で、いろんな記事を書いてみて、
どんな記事が読まれやすく、
逆に、どんな記事は読まれないのか
ということがつかめるようになってきた。

あくまで個人的な感想だが、
noteの作者さんや読者さんには、
ゆるふわな感じの優しい人が多い印象があった。

たまたまnoteのアルゴリズムのせいで、
私のパソコンの画面上に
優しい人ばかりが表示されるようになってるだけかもしれない。

ただそれでも、優しい人とつながりができたのは、
私にとってはnoteをやり続けて得た成果だった。

さらに、読者の反応を分析して分かったこととしては、
まだまだ自分の文章は固すぎるよね、ということだった。

「もう少し軽い感じのフレンドリーな文章が書けたらなぁ」

少しでも難しい言葉が入ってしまうと、
読者さんの反応が急に悪くなる感じがあった。

「来年は、記事の書き方をもっと勉強して、
サクッと読めるような内容にしないといけないよなぁ」

一年間やってきて課題も見えてきたところで、
次の目標は、三年継続につなげられるようにすること。

飽きっぽい人や完璧主義が強い人にとっては、
何かをやり続けるというのは、
なにげにハードルが高い。

あんまりフォロワー数だとか
記事を読まれた回数だとかは気にし過ぎずに、
気楽に楽しみながらやる。
結局のところ、これが長続きさせるためには、
一番なんじゃないかと思っている。

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