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「バタフライ効果」って、知ってますか?

バタフライ効果とは、ほんの小さな出来事が、
後に予測もできなかったような大きな出来事を引き起こすことで、
もともとは物理学のカオス理論の言葉だそうだ。

「ブラジルで蝶が羽ばたけば、テキサスで竜巻が起こる」
と言う言葉もあるように、最初の小さな変化が、
後になるにつれてとんでもなく大きな結果につながっていく。

人生においても、ちょっとした「出会い」が、
後の人生を大きく左右することもよくある。

「あの時、あの人と出会えていたから」、あるいは
「あの時に、あいつと出会ってさえいなければ」、
どちらになるかは人にもよるだろう。

「そういえば、キャリアコンサルタントの養成講座で、
キャリアは偶然によって決まることが多いって習ったような・・・」

私がつかんだ「偶然」

先日、顧問の税理士の先生と、確定申告の打ち合わせをした。

実はこの先生との出会いも、ほんとに偶然だった。
とあるビジネス心理学のセミナーでいっしょになり、
「うちの顧問になってくれませんか?」
とお願いしたのが始まりだった。

その心理学のセミナーに参加したきっかけというのが、
当時ブログの運営をしていて、
あまりにも真面目て堅苦しい記事を書いていたため読まれず、
「なんとかせねば!」
という焦りがあったからだった。

ちなみにキャリアコンサルタントの養成講座に参加したのも、
当時はまともな経歴や実績も無かったため、
なんとか資格くらいは取っておこうと思ったからだった。

結局、資格は取らなかったが、
今となってはライターとしての腕やキャリアの知識を買われ、
研修サービスを提供する大手企業のメディアで
お仕事をさせてもらっている。

ジョブズがスタンフォード大学の卒業式のスピーチで、
「点と点がつながって線になる」
ということを言っていたが、まさにそんな感じだった。

まるで漫画や映画の伏線回収のように、
「そこでつながってくるのか!?」
と驚くようなことの連続。

「たんに運が良かったからじゃないんですか?」
とか言われてしまいそうだが、
実はこうした運を引き寄せるのにも、
ちょっとしたコツがある。

自分は運が良いと信じれるか

ポイントは、たった一つだけ。

「自分は、運が良いと信じる」

運を引き寄せられない人の多くは、
・どうせ自分は運が悪いから
・損するようなことになったら嫌だ
・今までの生活が変わるのが怖い
と後ろ向きになってしまい、
小さなきっかけが転がり込んできてもスルーしてしまうことが多い。

昔の私がまさにそんな感じで、
誘いという誘いは全部断ってずっと一人でいたものだから、
世間知らずで、視野も狭かった。

そんな私が変わることができたのは、
税理士の先生と初めて出会ったあの心理学系のセミナーだった。
もともと「ブログの読者を増やしたい!」という気持ちで参加したものが、
いろんなワークを体験していくうちに、
気がついたら自分にかけられていた洗脳がことごとく解けて、
前向きな気持ちになっていた。

自分の運の良さを信じれていないと、
何かきっかけが転がり込んできた時に、
それを全部自分の手でつぶしてしまうということをやってしまう。

もしも、今の顧問税理士の先生と初めて会った時に、
「もっと他に、良い先生がいるのでは?」
なんて考えて他の先生を探していたら、
せっかくのチャンスを逃していたかもしれない。

何か大きなきっかけがないと
人生変わらないと思ってる人も多いかもしれないが、
実際に人生を変えるきっかけになったのは、
小さな出来事だったりする。

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